サザンピーク城 レベル27着

どうやらここでは近々バザーが開かれるらしい。バザーといえば、昔砂漠でも
開かれていたなぁ〜なんてことをお嬢に聞いてみたが無反応。あれ、タブーなのか?
街の人々をよく観察すると気になることが。前々から思っていたがどうも以前見たことあるような姿をした人に出会う。女戦士とか武闘家とか僧侶とか、何かみたことあるんだよなぁ。でもこれを口走るのもタブーな気がするから知らん振りしておくか。
きっとデジャブに違いない。そうに違いない。

ひとまず鏡が保管されているであろうお城へ向かうことに。
この城もかなりの広さを誇っているため、探索するのに時間がかかってしまう。くそ、
迷子になりかねないな。途中肖像画らしきものを発見したが、恐らくこの国の王と王子だろうか。
中々の美形だが、妙にむかつく性格をしていそうな顔立ちだと感じる。後で落書きでもしてやろうかな。

さてようやく王様のいる部屋まで着くことができたがここからが問題だ。なんて言えばいいんだ?
ドルマゲスという悪党をこらしめる為に、是非あなたの国にある鏡が欲しいのです!か?ぱっとみ丁寧な物腰だが、よく見ると単なる物乞いじゃないか。
色々悩んだ挙句、うまく相手を言いくるめるセリフが思いつかなかったので、

「クレ!」っと一喝。

当然門前払いを受ける。冗談の分からん奴だ、まったく。
しょうがないので次にどんな事を言おうか王の目の前で堂々と考えていると、俺達が冒険者であることに気づく。冒険者なのだからそれなりの強さはもっているのだろうと納得されてしまったが、実際どうなのだろう。

女の子一人が棺桶を3つ引きずりながら目の前に現れたら、確かに強そうである。というか不気味だ。

もしもこちらの頼みを聞いてくれるなら鏡が譲ろうではないかと取引を持ちかけられる。
正直他に当てもなかったので承諾することに。最近こんなのばっかだなぁ。
頼みごととは王子が試練を受けるための護衛に付いて欲しいとの事。恒例のアレですか。強さには自信のあるお嬢だから何ら問題はないのだが、棺桶を従えてる人間によく頼めることだな。

もう一つ棺桶が増えて帰ってきたらどうするつもりなんだ。

早速王子を引き連れて行こうとしたが、王子が行方不明らしい。まったく、どこまでも世話のかかる奴だ。お嬢もお嬢で、縄で縛ってでも連れて行こうと言い出す始末。お嬢が言うと冗談に聞こえないからおもしろい。
さすがにそれは不憫なのでトーポに頼んでてきとーに炙り出すことに。
何とか部屋から出てきた王子だが、あれ?なんだこいつ?とても王子とは思えない容姿である。
俺はてっきり肖像画に描かれている人間が、試練を受けにいくと思っていたがそうではないらしい。まったく訳の分からん人選である。この国の未来は途方もなく明るそうだな。あの肖像画の人物はチャゴスの兄なんだろう。どうせならあっちと行きたかったな。

今度こそ行けると思ったが王子が行きたくないと駄々をこね始める。おいおい、はた迷惑な奴だな。お嬢にぐるぐる巻きにしてもらって連れ回すか?なんてことを考えていたら、王が説得にかかる。
このまま試練を受けられなければ、結婚もできなくなってしまうぞ?聞くにトロデーン城の姫はそこにいる女子に負けず劣らずの ボン キュ ボォーン らしいぞ、と力説。
お嬢のスタイルの良さを堂々と口にしたのはこの漢が初めてである。おまけにお嬢をダシにつかうとは、爆弾岩のような肝を持ってるな。チャゴスもあっという間にその気になっている。なにやら目つきがエロイぞ、と思ったが元々がエロスな顔つきだから別にいいか。まったく、お前らはお嬢の怖さを知らないからそんな顔ができるんだよ。
渦中のお嬢もかなりご立腹な様子。しかし、かなりおもしろいやり取りだったのも事実。お嬢に気づかれぬ様に笑いながら、サザンピークを後にする俺達であった。

早々に試練の舞台でもある王家の谷に着く。お嬢の機嫌も悪いので、さっさと終わらせてしまおう。
お目当てのアルゴリザードを見つけ、こっそり後ろから奇襲をかける。
早速戦闘開始だ!っと思ったらお、おおお?チャゴスも参加するのか!?危なっかしい手つきでナイフを手に取り、何かよくわからない斜めの構えをとるチャゴス。今までの人生の中でこんな意味の深い構えで敵を迎える人間はみたことがない。正直うろたえてしまうぞ、こんな構えを見せ付けられたら。味方をうろたえさせてどうする。
まー案の定攻撃はスライムのような威力である。ホッとしたような残念なような複雑な気分である。

あんな奇天烈な構えで大ダメージを与えられたら、それこそ人間不信に陥ってしまう。

かなり動揺してしまったが何とか気を取り直してアルゴリザードを撃破。お嬢でも割と苦戦してしまったのだからチャゴス程度では歯が立たないのも仕方ないと思う。チャゴスにちょっと同情。
無事お目当てのものも手に入れ、ようやく帰れるかと思ったらここでチャゴスがでしゃばった!

チャゴス は で し ゃ ば っ た !! ▼

く、くそみそ!少しでも同情した俺が甘かったということか…
チャゴスの要望通り、もっと大きなものを探すことになってしまった。そこらじゅうにいるアルゴリザードを次々なぎ払っていくお嬢。恐らくチャゴスへのストレスが加わっている分、普段より威力あるんだろうなと思えるとアルゴリザードが不憫でならない。
しかしチャゴスも納得しないようで次々捨てていく有様。どんどん横暴になっていくチャゴスにお嬢も本音100%のブチ切れ寸前モード。恐らく怒りゲージが存在すれば50まで溜まっていたと思われる。

アルゴリザード狩りを翌日にまで持ち越すことになり、早速朝一番で探してみる。すると中々勇ましい雄たけびが聞こえてくるではないか。ひょっこり顔を出してみると、巨体がある。ものすごい巨体が。キングアルゴリザードとも言えそうな巨体がある。もちろんそれを逃す理由もなく、ありがたく狩らせてもらうことに。

ここでも相変わらずチャゴスも参加するのだが、最近思ったことが。
チャゴスはかなりのすばやさを持っている。あのお嬢をも凌ぐ位だから相当なものである。あの体のどこにそんな力があるんだ?おまけにタフだ。何せアルゴングレートの攻撃すらも耐えるのだから、恐ろしくタフだ。もしかしてかなりの素質でもあるのか?なんて冗談めいたことをお嬢と話しながら、アルゴングレートに襲われてるチャゴスを笑いながら観察していた。

vsアルゴンリザード

『特徴』
攻撃力が高いです。ルーンスタッフを持っているのなら使ったほうが安全に狩れますが
そこまで慎重になるほどの敵でもありません。ラリホーもそれなりに効きますので
効率よく使っていきましょう。

『対策』
ありません。適当にあしらいましょう。

vsアルゴングレート

『特徴』
かなりの攻撃力を装備しています。まともにやりあうとお嬢のHPがあっという間に
削られます。幸い痛恨の一撃はありませんので、守備を固めつつ撃破しましょう。

『対策』
いてつく波動を使いませんので、スクルトでしゅび力を強化しましょう。
スクルトさえ万全にしていれば怖い敵ではありません。
さすがにラリメダは効きませんでした、残念。

『戦闘の流れ』
…といいたいのですが、実はデータを取るために行った戦闘で倒してしまいました。
その時はルーンスタッフを持っていなかったので勝てないだろうなと思っていたのですが、勝ちました(笑)

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