アトリエについて喋ってもいいかね?
2005年3月1日 娯楽
さて、君たちは私がどれくらいアトリエ信者なのか知っているのかい?…知ってるわけないだろうね。何せ俺自身も知らなかったくらいだ。それは当然だ。許そうじゃないか。
俺が最初に始めたアトリエは、実を言うとこれじゃない。エリーのアトリエというアトリエシリーズの第二作品目なんだよ。だが、その時の俺はまだまだ甘っちょろいはなたれ小僧だった。だからアトリエの良さなんてちっともわからなかったのさ。
何これ?チーズケーキ作るのに命でもかけんの?ギャハハ!
なんて言ってるような状態だったからね。まったく酷いもんだよ。その時の俺のアトリエ評価というのはわかりやすく言えば…
m9(^Д^)プギャーッ
だったわけだ。
それから時は流れ、遂にユーディーのアトリエが発売された。それを目にした俺は、やべー、こんなクソゲーシリーズまだ続いているのかよ(笑)、と思った。まぁ至極当然な発想だな。
しかし、何度もそれを眺めていると言い知れぬ魅力のような誘惑のようなものが伝わってきた。俺の意識は虚ろになり、それを持って何故かレジのほうへ向かってしまった。そして買ってしまったのさ。
何故か4000円くらい高い限定版のほうを。
だが、その時の俺には何ら違和感はなかった。むしろ早くプレイしたい気持ちに支配され、猛烈な勢いで自転車を漕いだのよ。
しかし、それと同時に頭の中でプレイした時の自分の姿を色々想像していたのだ…。
クソゲーだー!と言いながらPS2を消す俺
クソゲーだー!と呟きながら黙々と続ける俺
クソゲーだー!と歌いながら昼ごはんを食べる俺
クソゲーだー!と叫びながら窓から放り投げる俺
クソゲーだー!と絶叫しながらPS2にカカト落としをする俺
ヤバイ…クソゲーの時のリアクションしか思い浮かばねえ
もう訳のわからないテンションのままプレイしたのよ。そしたらね…
やべえ…アトリエってやべえくらいおもしれえ…
なんて言っちゃってるのよ。ほんと恥ずかしいよね。もう恥ずかしいから無になれるまでプレイしたよ。もう寝る間も惜しんでしたね。そしたら次の日にアトリエ信者が出来上がっていたのよ。かなり簡単でしょ?ギャハハ!
かくして俺は生粋のアトリエ信者に転職できましたとさ。
さて、そろそろ真面目にレビューしておきますか。仮にも好きなシリーズなんだしね(笑)
とりあえず私が惹かれた要素としては、ストーリー、システム、キャラクター、音楽、といったところだろうか。つーか全部やん。
ストーリーで見れば、アトリエシリーズの中でも一番しっくりくる内容であった。簡単に言えばタイムスリップしてしまった主人公が、自慢の錬金術を使って元の時代に還るアイテムを作っていくというもの。当然EDでは、主人公は還ってしまうのだがその中で今まで共に暮らしてきた仲間達とのやりとりがあり、それがとても気に入ったのだ。我々の人生にもある、とても大事な出会いと別れを教えてくれるのですよ。非常に心惹かれる演出であった。
まぁぶっちゃけちゃうと、俺はこんな展開が大好きなだけだが。
次にシステムだが、評価できるところは調合と時間。
前作までの調合というのは、割と小難しいものだった。それぞれのカテゴリーに分けられた調合を、色々なアイテムを使い、比率や組み合わせなどを自分で調整しながらやっていかなければいけないのだ。
それに比べ、今作は非常にわかりやすい調合となっている。ただ必要な材料を集めて錬金すればいいだけである。おぉーわっかりやすー。
正直このカスタマイズは、新規のプレイヤーを獲得するにはもってこいのライトな仕様だと思う。ただ、オールドファンにとっては少々物足りないかもしれないが。
それでも材料に品質や効力など新たな機能が加わり、究極のアイテムを作るぜ!という雰囲気は損なわれていないのが救いだと思う。
前作までは、より多くのアイテムを錬金したい
今作からは、一つのアイテムを究極にまで錬金したい
という感じにわけられるだろう。
そして、今回はアトリエでは初の時間的制約がないのだ。
今までのアトリエは、クリアするまでの日数をというのが決まっていたのだが、今回は無い。まったりプレイ上等の俺にとっては、天の恵みのような設定である。
次にキャラクターだが、こればかりは個人の好みだろう。原画担当の方も今作から変わり、私的にはヒットである。また、キャラクター達の個性付けも非常にうまいと思う。錬金術師にお嬢様、女剣士に女盗賊、怪しい錬金術師に女幽霊と…。ウヒョー、いい感じだね!
最後に音楽だが、これが一番重要である。ユーディーに限らず、アトリエシリーズは全てにおいて音楽が洗練されている。とても世界観に合った、作り手の想いが伝わってくるような暖かい音楽ばかりである。特に土屋暁さんは私のお気に入り。暁さんの作った曲があればご飯3杯は食べれるね!
さて、ここまで微妙なレビューを続けてきたわけだが最後にこれを皆にも薦めるのかというと、答えはNoである。
ハッキリ言って、このゲームは人を選ぶ。
今回は書かなかったが、万人受けできない要素も多々ある。メインがアイテム生成という所に置かれている以上、材料調達やより良い品質にするまで錬金を繰り返すなど作業的な部分が多い。
そういう要素が大好きな人には是非やってもらいたいが、まったく受け付けないような人には苦痛以外の何者でもない。実際私の友人にプレイさせたが、皆悶え苦しんでしまった。
アイテム製作に興味があるなら、是非一度プレイしてもらいたいね。そして俺と熱く語ろうじゃないか!
あ〜ちなみに俺がこのアトリエを買った一番の動機は
ユーディーがいきなり好みだったというのは言うまでもないな。
ウヒョー、相変わらずの単純回路(笑)
俺が最初に始めたアトリエは、実を言うとこれじゃない。エリーのアトリエというアトリエシリーズの第二作品目なんだよ。だが、その時の俺はまだまだ甘っちょろいはなたれ小僧だった。だからアトリエの良さなんてちっともわからなかったのさ。
何これ?チーズケーキ作るのに命でもかけんの?ギャハハ!
なんて言ってるような状態だったからね。まったく酷いもんだよ。その時の俺のアトリエ評価というのはわかりやすく言えば…
m9(^Д^)プギャーッ
だったわけだ。
それから時は流れ、遂にユーディーのアトリエが発売された。それを目にした俺は、やべー、こんなクソゲーシリーズまだ続いているのかよ(笑)、と思った。まぁ至極当然な発想だな。
しかし、何度もそれを眺めていると言い知れぬ魅力のような誘惑のようなものが伝わってきた。俺の意識は虚ろになり、それを持って何故かレジのほうへ向かってしまった。そして買ってしまったのさ。
何故か4000円くらい高い限定版のほうを。
だが、その時の俺には何ら違和感はなかった。むしろ早くプレイしたい気持ちに支配され、猛烈な勢いで自転車を漕いだのよ。
しかし、それと同時に頭の中でプレイした時の自分の姿を色々想像していたのだ…。
クソゲーだー!と言いながらPS2を消す俺
クソゲーだー!と呟きながら黙々と続ける俺
クソゲーだー!と歌いながら昼ごはんを食べる俺
クソゲーだー!と叫びながら窓から放り投げる俺
クソゲーだー!と絶叫しながらPS2にカカト落としをする俺
ヤバイ…クソゲーの時のリアクションしか思い浮かばねえ
もう訳のわからないテンションのままプレイしたのよ。そしたらね…
やべえ…アトリエってやべえくらいおもしれえ…
なんて言っちゃってるのよ。ほんと恥ずかしいよね。もう恥ずかしいから無になれるまでプレイしたよ。もう寝る間も惜しんでしたね。そしたら次の日にアトリエ信者が出来上がっていたのよ。かなり簡単でしょ?ギャハハ!
かくして俺は生粋のアトリエ信者に転職できましたとさ。
さて、そろそろ真面目にレビューしておきますか。仮にも好きなシリーズなんだしね(笑)
とりあえず私が惹かれた要素としては、ストーリー、システム、キャラクター、音楽、といったところだろうか。つーか全部やん。
ストーリーで見れば、アトリエシリーズの中でも一番しっくりくる内容であった。簡単に言えばタイムスリップしてしまった主人公が、自慢の錬金術を使って元の時代に還るアイテムを作っていくというもの。当然EDでは、主人公は還ってしまうのだがその中で今まで共に暮らしてきた仲間達とのやりとりがあり、それがとても気に入ったのだ。我々の人生にもある、とても大事な出会いと別れを教えてくれるのですよ。非常に心惹かれる演出であった。
まぁぶっちゃけちゃうと、俺はこんな展開が大好きなだけだが。
次にシステムだが、評価できるところは調合と時間。
前作までの調合というのは、割と小難しいものだった。それぞれのカテゴリーに分けられた調合を、色々なアイテムを使い、比率や組み合わせなどを自分で調整しながらやっていかなければいけないのだ。
それに比べ、今作は非常にわかりやすい調合となっている。ただ必要な材料を集めて錬金すればいいだけである。おぉーわっかりやすー。
正直このカスタマイズは、新規のプレイヤーを獲得するにはもってこいのライトな仕様だと思う。ただ、オールドファンにとっては少々物足りないかもしれないが。
それでも材料に品質や効力など新たな機能が加わり、究極のアイテムを作るぜ!という雰囲気は損なわれていないのが救いだと思う。
前作までは、より多くのアイテムを錬金したい
今作からは、一つのアイテムを究極にまで錬金したい
という感じにわけられるだろう。
そして、今回はアトリエでは初の時間的制約がないのだ。
今までのアトリエは、クリアするまでの日数をというのが決まっていたのだが、今回は無い。まったりプレイ上等の俺にとっては、天の恵みのような設定である。
次にキャラクターだが、こればかりは個人の好みだろう。原画担当の方も今作から変わり、私的にはヒットである。また、キャラクター達の個性付けも非常にうまいと思う。錬金術師にお嬢様、女剣士に女盗賊、怪しい錬金術師に女幽霊と…。ウヒョー、いい感じだね!
最後に音楽だが、これが一番重要である。ユーディーに限らず、アトリエシリーズは全てにおいて音楽が洗練されている。とても世界観に合った、作り手の想いが伝わってくるような暖かい音楽ばかりである。特に土屋暁さんは私のお気に入り。暁さんの作った曲があればご飯3杯は食べれるね!
さて、ここまで微妙なレビューを続けてきたわけだが最後にこれを皆にも薦めるのかというと、答えはNoである。
ハッキリ言って、このゲームは人を選ぶ。
今回は書かなかったが、万人受けできない要素も多々ある。メインがアイテム生成という所に置かれている以上、材料調達やより良い品質にするまで錬金を繰り返すなど作業的な部分が多い。
そういう要素が大好きな人には是非やってもらいたいが、まったく受け付けないような人には苦痛以外の何者でもない。実際私の友人にプレイさせたが、皆悶え苦しんでしまった。
アイテム製作に興味があるなら、是非一度プレイしてもらいたいね。そして俺と熱く語ろうじゃないか!
あ〜ちなみに俺がこのアトリエを買った一番の動機は
ユーディーがいきなり好みだったというのは言うまでもないな。
ウヒョー、相変わらずの単純回路(笑)
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