メラ=弱い ザキ=怖い Level26
2005年3月13日 YARIKOMI前略
お母様、僕は今雪の大地にいます。雪国と言うのは昔から恐ろしいところだと聞いておりましたが、どうやら間違いではなさそうです。やたら頭身の低い猿に殴り倒されかけたり、氷の竜に氷漬けにされかけたり、テンションを高めるのがやたら早い女に追いかけられたりと、とにかく恐ろしいです。
何より僕の隣にいる女は、雪国だと言うのにもかかわらず水着姿です。この女はきっと雪女と言われている妖怪に違いありません。
昔話ではよく雪女は着物姿で現れると伝えられていますが、そんなものはやはり作り話です。本場の雪女というのは氷だけではなく、炎やムチまで華麗にあやつり着物ではなく水着姿なのです。
もし僕が村に帰ることが出来たら、この事実を皆に伝えたいと思います。
本場の雪女は着物などは着ておらず、水着姿でやたらおっぱいが大きいと。
…と思いましたが、どうやらそれも叶わぬ夢になりそうです。今僕の目の前には次々と仲間を呼んでいる鈴の妖怪の姿が見えますから…。それでは…アディオス!
よし、遺書も完成だ。これでアイスチャイムに教会送りにされても何ら問題はないぜ。イヤッフゥゥ〜!
そんなこんなで楽しく北の町へと足を進めているお嬢ご一行。お嬢は相変わらず水着姿だが大丈夫だ。お嬢のHPはみるみる削られていくけど、俺のテンションはみるみる上がっているので問題ないな。
異常なテンションも手伝って、あっという間にオークニスへと到着である。よゆーだねよゆー。
町の入り口でいきなり寝ている奴がいた。周りはそんな格好で寝ていたら風邪を引くぞと注意しているが、お嬢のほうがあいつより明らかに布の面積が少ないので耳の痛い話である。
町をぐるぐる回りながら、お目当ての人物を探す。もう名前まで忘れているのだから困ったものだ。なにやらどこぞの世界の勇者様は、忘れるという特技を覚えるらしいが自分で使わなければいけないらしいじゃないか。
その点私の場合はオートで忘れるが発動するから、ありがたいのかありがたくないのか難しいところだ。
住民に聞き込みを続けていると、どうやら北の洞窟に行ったまま帰ってきていないらしい。まぁそんな展開だとは思っていたけどね。どうせ待ってても来ないんだろうからこちらから迎えに行くことにした。
薬草園の洞窟 レベル34着
竜骨と比べればなんのその、十分相手が出来る弱さである。といっても気を抜けば全滅してしまうのは当たり前だが。
それでも竜骨で鍛えられた私にとっては全滅する要素などあるわけもなく、何ら問題なく最深部まで到着である。雑魚が痛恨を出さないといかに温いかということが実感できたわ。
最深部では多分目的の人だと思う人が倒れていた。なにやら氷のツララで塞がれており、さすがのお嬢でもすり抜けるのは無理っぽそうだ。こんな時しかこそ役に立つのがトーポである。早速トーポにつららを落としてもらい、回り込んで助けに行くことに。
どうやらつららで閉じ込められてしまい、寒さのあまり動けなくなってしまったようだ。情けない男だ、お嬢なんて水着姿のくせにピンピンしてるぞ。
メディばあちゃんから渡された届け物を渡すと早速食べた。そして吹いた。炎を。俺が思うにあれは異世界で火炎草、またはドラゴン草と呼ばれている草に違いないな。
そういえば、お嬢がトーポ君は頭が良くてかわいくて助けてくれるなんてすごい、と誉めていた。まぁ確かにこのパーティーの中ではある意味一番まともなのかもしれないね。
とりあえずまだ本調子じゃないこの人を抱えながら洞窟を出ることに。最後に宝箱を一つ見つけたが、中身は地図だった。最後に地図かよ。
無事洞窟を出ると、何故か犬の集団に囲まれていた。最近犬続きだな〜なんて思っていたらいきなり襲いかかってる来るじゃないか。まったく、躾がなってないな〜と思いながらお嬢に返り討ちにしてもらった。こんな奴はイオナズンを2発も打てば楽勝楽勝。なんて言いながら残りHPは34しかなかったのはここだけの秘密な。
ひとまずオークニスへ戻る為に翼を広げた。部屋へ戻ると火を吹いた人が自分の血筋について語りだした。何やら彼の祖先はお偉い賢者様だったとか。そうなると次に狙われるのは自分の母親ではないのかと心配し始めた。まぁばあちゃんには世話になっているから、とりあえずお嬢だけでもばあちゃんの護衛に向かわせることにした。
ばあちゃん宅へと着くと、既にそこはイヌッコロの巣窟となっていた。しかも偉そうにくつろいでいるじゃないか!何かムカムカしてきたので軽く粉砕。3匹程度など敵ではないわ。家中を探したがばあちゃんの姿が見えなかったので、裏手にある洞穴へ行ってみることに。するとばあちゃんを無事発見だぜ。後ろからイヌッコロが追いかけてきたので、急いでばあちゃんの作った結界に入るお嬢。別に逃げなくても倒せるでしょうに。
ひとまずばあちゃんの安全を確認でき一安心である。と思ったが、外から何やら大きな音が聞こえた。ハッキリ言って結界の中でのんびりしていたかったけど、話が進まないので様子を見に行くことに。
外へ出ると、何とあの火を吹く人がレオパルドちゃまに捕まっているではないか!レオパルドちゃまは人質を盾にばあちゃんをおびき出そうとしている。言われるがままに出てきたばあちゃんは、お嬢に最後の鍵を託した後レオパルドちゃまの元へと向かった。
結局ばあちゃんは息子の命を助ける為にその命を散らせてしまった。目的を果たし、逃げようとする御犬様へお嬢が一言。
待ちなさい、ようやく追いついたんだから逃がさない!
エ、エェェエエ!正直今更感がプンプンしているがお嬢が一喝。というか逃げる相手にいうといきなりかっこわるいですよ、お嬢。大体そんなこというならボーっと見てないでくださいよ。
まぁそれでレオパルドが待つわけもなく、飛び去ってしまった。周りにいた取り巻きのイヌッコロが襲い掛かってきたが、そこはお嬢が返り討ちである。
ばあちゃんの死を悼み、かならずレオパルドを倒すと火を吹く人に誓うお嬢。正直つっこみたいところは色々あるけど言わないでおこう。
大体服装からしてコメディーだしね。
お母様、僕は今雪の大地にいます。雪国と言うのは昔から恐ろしいところだと聞いておりましたが、どうやら間違いではなさそうです。やたら頭身の低い猿に殴り倒されかけたり、氷の竜に氷漬けにされかけたり、テンションを高めるのがやたら早い女に追いかけられたりと、とにかく恐ろしいです。
何より僕の隣にいる女は、雪国だと言うのにもかかわらず水着姿です。この女はきっと雪女と言われている妖怪に違いありません。
昔話ではよく雪女は着物姿で現れると伝えられていますが、そんなものはやはり作り話です。本場の雪女というのは氷だけではなく、炎やムチまで華麗にあやつり着物ではなく水着姿なのです。
もし僕が村に帰ることが出来たら、この事実を皆に伝えたいと思います。
本場の雪女は着物などは着ておらず、水着姿でやたらおっぱいが大きいと。
…と思いましたが、どうやらそれも叶わぬ夢になりそうです。今僕の目の前には次々と仲間を呼んでいる鈴の妖怪の姿が見えますから…。それでは…アディオス!
よし、遺書も完成だ。これでアイスチャイムに教会送りにされても何ら問題はないぜ。イヤッフゥゥ〜!
そんなこんなで楽しく北の町へと足を進めているお嬢ご一行。お嬢は相変わらず水着姿だが大丈夫だ。お嬢のHPはみるみる削られていくけど、俺のテンションはみるみる上がっているので問題ないな。
異常なテンションも手伝って、あっという間にオークニスへと到着である。よゆーだねよゆー。
町の入り口でいきなり寝ている奴がいた。周りはそんな格好で寝ていたら風邪を引くぞと注意しているが、お嬢のほうがあいつより明らかに布の面積が少ないので耳の痛い話である。
町をぐるぐる回りながら、お目当ての人物を探す。もう名前まで忘れているのだから困ったものだ。なにやらどこぞの世界の勇者様は、忘れるという特技を覚えるらしいが自分で使わなければいけないらしいじゃないか。
その点私の場合はオートで忘れるが発動するから、ありがたいのかありがたくないのか難しいところだ。
住民に聞き込みを続けていると、どうやら北の洞窟に行ったまま帰ってきていないらしい。まぁそんな展開だとは思っていたけどね。どうせ待ってても来ないんだろうからこちらから迎えに行くことにした。
薬草園の洞窟 レベル34着
竜骨と比べればなんのその、十分相手が出来る弱さである。といっても気を抜けば全滅してしまうのは当たり前だが。
それでも竜骨で鍛えられた私にとっては全滅する要素などあるわけもなく、何ら問題なく最深部まで到着である。雑魚が痛恨を出さないといかに温いかということが実感できたわ。
最深部では多分目的の人だと思う人が倒れていた。なにやら氷のツララで塞がれており、さすがのお嬢でもすり抜けるのは無理っぽそうだ。こんな時
どうやらつららで閉じ込められてしまい、寒さのあまり動けなくなってしまったようだ。情けない男だ、お嬢なんて水着姿のくせにピンピンしてるぞ。
メディばあちゃんから渡された届け物を渡すと早速食べた。そして吹いた。炎を。俺が思うにあれは異世界で火炎草、またはドラゴン草と呼ばれている草に違いないな。
そういえば、お嬢がトーポ君は頭が良くてかわいくて助けてくれるなんてすごい、と誉めていた。まぁ確かにこのパーティーの中ではある意味一番まともなのかもしれないね。
とりあえずまだ本調子じゃないこの人を抱えながら洞窟を出ることに。最後に宝箱を一つ見つけたが、中身は地図だった。最後に地図かよ。
無事洞窟を出ると、何故か犬の集団に囲まれていた。最近犬続きだな〜なんて思っていたらいきなり襲いかかってる来るじゃないか。まったく、躾がなってないな〜と思いながらお嬢に返り討ちにしてもらった。こんな奴はイオナズンを2発も打てば楽勝楽勝。なんて言いながら残りHPは34しかなかったのはここだけの秘密な。
ひとまずオークニスへ戻る為に翼を広げた。部屋へ戻ると火を吹いた人が自分の血筋について語りだした。何やら彼の祖先はお偉い賢者様だったとか。そうなると次に狙われるのは自分の母親ではないのかと心配し始めた。まぁばあちゃんには世話になっているから、とりあえずお嬢だけでもばあちゃんの護衛に向かわせることにした。
ばあちゃん宅へと着くと、既にそこはイヌッコロの巣窟となっていた。しかも偉そうにくつろいでいるじゃないか!何かムカムカしてきたので軽く粉砕。3匹程度など敵ではないわ。家中を探したがばあちゃんの姿が見えなかったので、裏手にある洞穴へ行ってみることに。するとばあちゃんを無事発見だぜ。後ろからイヌッコロが追いかけてきたので、急いでばあちゃんの作った結界に入るお嬢。別に逃げなくても倒せるでしょうに。
ひとまずばあちゃんの安全を確認でき一安心である。と思ったが、外から何やら大きな音が聞こえた。ハッキリ言って結界の中でのんびりしていたかったけど、話が進まないので様子を見に行くことに。
外へ出ると、何とあの火を吹く人がレオパルドちゃまに捕まっているではないか!レオパルドちゃまは人質を盾にばあちゃんをおびき出そうとしている。言われるがままに出てきたばあちゃんは、お嬢に最後の鍵を託した後レオパルドちゃまの元へと向かった。
結局ばあちゃんは息子の命を助ける為にその命を散らせてしまった。目的を果たし、逃げようとする御犬様へお嬢が一言。
待ちなさい、ようやく追いついたんだから逃がさない!
エ、エェェエエ!正直今更感がプンプンしているがお嬢が一喝。というか逃げる相手にいうといきなりかっこわるいですよ、お嬢。大体そんなこというならボーっと見てないでくださいよ。
まぁそれでレオパルドが待つわけもなく、飛び去ってしまった。周りにいた取り巻きのイヌッコロが襲い掛かってきたが、そこはお嬢が返り討ちである。
ばあちゃんの死を悼み、かならずレオパルドを倒すと火を吹く人に誓うお嬢。正直つっこみたいところは色々あるけど言わないでおこう。
大体服装からしてコメディーだしね。
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