メディばあちゃんから最後の鍵を授かることが出来たお嬢ご一行。というか何でばあちゃんがこれを持ってたんだ?謎である。

まずは最後の鍵を使って今まで取れなかった宝箱を回収するかな。前までは指をくわえて見ているだけだったが、今はさいごのかぎというイカスネーミングのアイテムのおかげで取り放題。
まぁ鍵を使わなくても呪文で壊せばいいじゃないか、なんて野暮なことは言わないよ。きっとこの扉は呪文を吸収したり、跳ね返したりする性質があるはずなんだよ。俺にはわかるね。

でもお嬢なら腕力だけで扉をこじ開けられそうだけど。
あと扉にヒップアタックしても壊れそうだ。なんとなく。

回収した宝の中にちからのたてがあることに気づいた。これを使えばベホイミ程度の効果が期待できるというわけだが、これがあれば鬼退治の持久戦がグーンっと楽になるんじゃないか?

なんて戯言を言ったが、どの戦いも万能薬が余ってるのにも関わらず棺桶になっていたので関係なかった。

正直いいお宝が全然ないなぁと思っていたが、メダルを数えてみたらあらびっくり。何とメタルキングヘルムを貰えてしまったではないか。何だか頭の上が風の帽子から一気にメタキン兜へ変わるという成金チックな変化を遂げた。お嬢は急に頭の上が重くなって違和感を感じているみたいだが心配だ。これ以上頭にダメージを受けて更に狂気度が増したら手がつけられんぞ。

やれることも全てやり終えたから、次はどうするかな。真っ先に選ばなきゃいけないのがレオパルド探しだろうけど、だってあいつ空の上ジャン。俺たち空飛べないし〜。
ということで全然出番のない船でぶらり旅でも始めようかね。もしかしたら飛びつかれて海面で休んでいるレオパルドにばったり会うかもしれないしさ。

の〜んびり優雅な船旅を始めることに。心地よい潮風を肌で感じながら、私はアモールの水を頂いた。そのまま目を閉じ、夢見心地な気分でいると航海の光景がありありと思い描かれてきた。
そうそう広い大海原をゆっ〜くりと進み〜…妙に細い海道をクネクネと進み〜…そして辿り着いたのが、そそそ薄暗い洞窟ね〜ぇ〜…。

………

うーーーーーむ、どこをどう間違えればこんな洞窟へ来てしまうのだ。まったく世の中うまく出来すぎだぞ。最後のターンにおたけびが決まったりとかさ…まぁそれはいい。
よく見ると最後の鍵で開ける扉があるじゃないか。やはりここが次のステージと言うわけか。貧乏暇無しというがまさにそのとおりだな、なんて呆れながら扉を開けると後ろから水音が。
見れば昔懐かしいゲルダのご登場じゃないか。

ご苦労ご苦労、苦しゅうないぞ、的な雰囲気を漂わせなが何故かお嬢より先に行くゲルダ。しかしお嬢とゲルダが並ぶと、何だか血まみれの嫁姑大戦!みたいな絵図が浮かんでくるから不思議だ。血まみれは別に必要なさそうだけどそんな感じがした。

それにしてもゲルダが乗ってきた船はなんというか小型だ。人数自体そんなにいないんだからこれでいいんだろうけど、むしろうちの船がでかすぎると思うんだよね。
残っていた家来から、この船は麗しの貴婦人号という名前がついている、ということを聞かされた。ふむ、名前か。自分の船に名前をつけるのも愛着がわいていいかもしれないな。ここは一つうちらの船にもつけようじゃないか。

そうだな…うーん。

うーーーーーーん…ふむ、ひらめいたぞ。


怒 り の ゼ シ カ 丸


…なんていうか…様になりすぎてて怖い。
よし…この計画は危険すぎる…保留だ。

海賊の洞窟 レベル34着

海に面している洞窟だけあって、シーフードな奴らが多いが問題はない。今までドラゴンばかりを相手にしてきたお嬢には雑魚同然である。多少攻撃は痛いものの、魔法使いとは思えぬ並外れた体力で耐えしのぎ魔法を繰り出す。イオナズンでこんがり焼きあがった海鮮やろうからはいい匂いが漂っていたが、キングマーマンとか見た目からまずそうなのでパス。

しかし魔物も少々かわいそうだな。

見た目は魔法使いなのに、闘うと戦士みたいな頑丈なHPがあるから戦士かな〜?なんて思ってると魔法を打ってくるんだから。

みんなも赤いツインテールの女には気をつけるべきだ。でないとこんがりロースト状態にされてしまうからね。

途中何度か仕掛けがあり、そこに必ずゲルダの姉御がいた。いっつも謎が解けないようだが、小学生でもわかるようなものばかりである。姉御には小学生からコツコツやりなおしてもらいたいね。

しかし、いつもお嬢が仕掛けを解くというのに必ず姉御が先に行ってしまうのだ。お嬢もそれをただボーッと静観しているだけである。おまけにそれを全てヤンガスのせいにするお嬢。死んでいるのに。うーむ。

どうやら小学生をやり直さなければいけないのはお嬢のほうであった。

何の捻りもない仕掛けを次々と解いて行き、ようやくお宝のある部屋に着いた。そういえばここに何しにきたんだっけ?
なんかよく覚えていないがまぁいいか。

目の前では姉御と海賊らしき人が戦っていた。自分で戦闘には自信がないと吐露していただけのことはある、あっさり姉御は負けてしまった。やっぱり戦闘に関してはうちのお嬢様しか務まる人間はいないよなぁ〜なんてちょっとかっこいい展開になりながら海賊に戦いを挑む。…つーか何でこの海賊と戦わなきゃいけないんだ?

この海賊は中々のてだれだが、残念だな。レベルが低いようでお嬢がいつもの華麗なステップを踏んで攻撃を避けまくる。相手も回避可能な攻撃ばかり使用するおかげで避ける避ける。
だが、この男のテンションためは少々恐ろしい。いくら回避できるとはいえ、食らったらひとたまりもない。相手はテンションをのせた攻撃やしんくう波で派手に攻めてくるのに対し、こちらは防御しながらちまちまメラミである。おまけにいてつく波動がうざったいから、単発メラミである。うーむ、お嬢しょぼ。

相手が溜め始めたらメラミを打ち始め、相手が溜まりかけてきたら防御をする、という何だか子供の喧嘩みたいな展開を広げること数時間。お嬢がヘトヘトになりながらも、最後のメラミをうちようやく撃破である。
…なんか無駄に疲れたぞ、この戦いは…。

最後にレベルも一つ上がり、ある呪文を覚えることが出来た。

メラゾーマを おぼえた!

…さすがお嬢、いつもぼくの予想の斜め下をいっていますね。

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