それにしてもあのレオパルドは強かったね。何せ吹雪まで吐く怪物なんだからさ。いよいよ敵のレベルも終盤に近いところまで来たのか!って感じたっださ。だけどね、そんな化け物相手でもこのお嬢は怯みませんよ。何度敗れようとも、決して諦めないのです。
そしてとうとう、お嬢が二発目のマダンテを放ったところで!あのイヌッコロは崩れ去ったのさ。いやー、ほんとすごかったねぇ、あの時のお嬢の鬼神のような強さ!

なんてことを熱く語っていたのだが、周りの囚人は誰も聞いてはくれない。こんなことを演説しているオレもあまりにも暇だからなんだけどね。

あれからお嬢ご一行は、どこでもイヤミのせいで煉獄島へと閉じ込められてしまった。なーにもやることがなくてほんと暇人ですよ。ヤンガスなんかも牢屋を壊せなくて申し訳なさそうにしてたけど、ヤンガスのレベルじゃ無駄だとわかってるから誰も責めない。

本当ならお嬢が簡単に壊せそうなんだけど、残念ながら猫かぶっているので本気を出してくれません。さすがにみんなが生きている時には、悪魔のような力を発揮できないからね。一応か弱い可憐なお嬢様という設定で通っていますので。

それにしても主人公達もとことんついていないな。この前はやっと自由になったと思ったら呪われたお嬢と闘う羽目になったり、ようやく棺桶から出れたと思ったら、何故か投獄されてるし。主人公達にとってみればとんでもなく迷惑な話である。やっぱりあいつらの安息の地は棺桶の中ということだね。

とりあえずやることもないので、汚い袋の中を整理することにした。

せっせせっせと整頓をしていたら、いつの間にか1ヶ月も経ってしまった。いやー、オレって集中するとついつい時間を忘れて没頭しちゃうからね〜。危ない危ない。

さすがに1ヶ月も経つと何やら作戦が出来た模様。その内容がニノ大先生のおなかの中に金のロザリオがあるから、看守に取らせようというまるで子供のような作戦である。おいおい、こんな子供騙しに誰がひっかかるんだよ、と思っていたらあっさりひっかりおった。

え〜金品で買収できるならいくらでもできたんですけど…

正直まったく納得できない方法であったが、脱出できてしまったのでよしとしますか。

ちょうどよくおっさんが迎えに来てくれたおかげで、そのままゴルドへと向かう。あのどこでもイヤミの奴、首を洗って待っていてくださいね。


ゴルドに到着し、奥にある大広間へと進むとどこでもイヤミが何やら熱い演説を繰り広げていた。それにしても熱い、熱すぎる演説だ。あまりの熱さに聞いていた民衆もドン引きではないか。正義の使者お嬢にとっては、この悪行を見逃すわけにはいかない。神鳥の力を借り、どこかで見たことあるような飛び方でイヤミの元へと突進である。さて、悪の枢軸いやみさんvs正義の悪魔お嬢。これは目を離せないバトルのはじまりだ!

あの杖の効力もあってか、マルチェロの力も中々侮れない。メラゾーマなどの上級呪文の他にグランドクロスまで操るのだから大変である。正義の悪魔であるお嬢にとっては、身を焼かれる痛みのはずだ。
しかしお嬢だって数々の修羅場を潜り抜けてきた猛者である。そう簡単に敗れるほど柔ではないのさ。

どちらも一進一退の攻防で近年稀に見ぬ激戦を繰り広げ、こちらのテンションもうなぎのぼりだ。しかし、万能薬が尽きてしまったお嬢が惜しくも敗れてしまった。

負けはしたものの、これは今までと比べれば全然先が見える展開である。回避スキルが適応されないのが痛いが、それでも痛恨を使ってこないだけラッキーだ。このテンションを維持したままイヤミ野郎を撃破することにした。

そして挑むこと6回目、とうとうマルチェロを倒すことが出来た。何だかんだいって結構負けてしまったのは秘密にしておきたいことである。

マルチェロを倒したのはいいが、それによって杖の中にいたラプソーンが暴れだし始めた。あれよあれよという間に象の中にいた物を目覚めさせるは、巨大な城が上空に浮かぶはでもう何が何だかわからない状況だ。

一連の出来事でゴルドに大穴が開いてしまったが、どうやらお嬢は難を逃れたようだ。まったく、相変わらずどこまでも悪運の強いご一行である。

ラプソーンはあの天高く上った城の中に潜んでいるみたいだ。お嬢をみればやる気マンマンで早く行こうといわんばかりのオーラを放っている。
それに比べ主人公達はというと、きっとあまりの巨大な敵に絶望しているんだろうな〜。自分達は全然変わらないのに敵ばかりが強くなっていくのだから無理もない。

大丈夫だよ、君たちはどんな危険な場所にいこうが棺桶の中だからさ!

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