ソラへ行こう Level35
2005年3月29日 YARIKOMIお嬢たちの活躍も空しく、とうとう暗黒神ラプソーンが目覚めてしまった。ラプソーンが潜伏してると思われる城を目の前に、主人公達は戦意喪失状態。確かにあんなものを見てしまっては、この世の終わりを見ているのと同じ様なもんだろ。何せ戦って一番強かった魔物がイカ程度じゃねぇ。まー彼らは半分以上死んでるようなもんだから心配ないでしょ。
おどおどしている主人公達とは裏腹にお嬢の目には闘志がメラメラと燃えている。少年漫画風に瞳が燃えていたっておかしくないくらいメラメラだ。というか瞳に炎とか似合いすぎである。
お嬢の心境を考えれば無理もない。棺おけを3つも引きずりながら、一人過酷な旅をさせることになった元凶をもうすぐ懲らしめられるのだから。
時には雑魚にからまれて教会送りにされ、勝ったと思いきやおたけびを浴びて敗北したり、話し合おうとしたらいきなりわしづかみにされたり、何故か襲ってきた奴の卵を奪還する為に山を何度も登らされたり、しまいには自分自身が呪われたり。
ほんと今思い返せば、ろくでもない旅だったね。
だけど、それももうすぐ終わり。散々な思いばかりしたけど、これで全てに決着がつくのです。
立派な勇者と化したお嬢は、最後の悪を倒すべく翼を広げた。
暗黒都市 レベル41着
ここが最後のダンジョンとなる場所か。確かに今までとは何かが違う雰囲気がする。普段見当違いなことばかり言っている俺が言うんだから間違いない。
中を探索してみると、予想よりも遥かに複雑で広い造りになっており困ったものだ。おまけにオレの冴えわたった見当違いな誘導のおかげで、お嬢も早速迷子である。これはまず地図を手に入れることからはじめたほうがよさそうだ。
地図を捜し求め、壺を割ると種を発見である。おぉー、嬉しいけど地図が欲しいんだよね〜。
さらに宝箱を開けると今度は賢者の石を発掘。おぉー、嬉しいけど地図が欲しいんだよね〜。
さらにさらに奥地へとズンズン進むと何と大広間に出た。おぉー、結局地図見つからなかった…
ふむ、どうやらここからは一本道のようなので迷いようがないな。地図もいらなそうだね。
ところでかなり順調に探索が進んでいるように見えるが、もちろん魔物も出てきていますよ。だけど今のお嬢にはまったく問題ないことなんですね。
何せ最終兵器マダンテで全て一掃できますから。どんなにデカイ奴が現れようが、どんなに大群で現れようが関係ないね。マダンテ、と色っぽく囁けばアラ不思議。辺り一面焼け野原。
ま〜マダンテ撃った後は祈りの指輪をつけてひたすら祈らなきゃいけないんだけどね〜。そりゃーもう狂信者のように祈ってるよ。かなり恥ずかしい勢いでね。こんな醜態を晒さない為にも、ちゃんとマダンテを撃ってキレイにしてから祈るのさ〜。
撃っては祈って撃っては祈ってを繰り返していくうちに、何やら街道のような場所へ辿り着いた。
目の前に気になる壁があったので、調べてみると回復してくれたではないか。怪しい声とともにかけられたので、もしや罠かと思ったがそうでもなかった。いや〜何て…何てありがたくないことをしてくれたんだ!お嬢だけならまだしも、棺桶の奴らまで目覚めさせてくれるとは…。
やはりこれは罠だったようだ。
ここへ来た冒険者がうっかり利用しないように、「触るな危険!」「棺桶の仲間を生き返らせる罠です!」という張り紙を張っておいた。これで世の冒険者達も安心だ。
しかし何故かは分からないがこの張り紙を見て、喜んで利用する冒険者の姿が目に浮かんでくる…。…疲れてるのかな?
そんなことを思いながらくるくる歩いていると、急に痛みが走った。足元を見てみると、いつの間にか沼地が出来ているではないか。
さっきまではなかったのにおかしいなぁと思いながら歩いていると、だんだん沼地が増えていくではないか。
な、なんだこりゃ?まさかこのまま行くと地面全体に沼地が出来るんじゃないだろうな!?なんて思ったがそんなことはなかった。
変わりに周りの風景がどんどん変化していくではないか。そう…まるで廃墟のような感じに。これは、いよいよそのときが近づいてきたのだなと察知。お嬢にも準備をさせ更に奥へと向かった。
その先にあったのは一つの階段。その階段を下り、目の前に聳える巨大な扉を開こうとしたときとうとうお嬢があのセリフを呟くシーンへとなった。
「主人公がいなかったら きっと私ここへたどり着けなかった。
だから ホント ありがとう」
そう、本来ならこのセリフを言うはずです。みんなの力を合わせてきたのだから、まさに感動のセリフですね。
しかし、今回のお嬢はこのセリフを言いません。このセリフは、4人全員が揃って初めて言うセリフなのですから。
お嬢も分かっているのですよ。主人公の力を借りなくても、「なーんだ、私だけで来れるんじゃない。ヲホホホ」っと。
これにて私が疑問に思ったLevel1の謎は、見事解けたわけです。
本当ならここで終わらせてもいいのですが、乗りかかった船です。もちろん最後まで戦い抜きたいと思います。
新たな目標として、お嬢一人で世界を救えるのか?っというものを掲げて。
全ての事情に決着をつける権利と力を持っているお嬢が、最後の扉に手をかけたのであった。
おどおどしている主人公達とは裏腹にお嬢の目には闘志がメラメラと燃えている。少年漫画風に瞳が燃えていたっておかしくないくらいメラメラだ。というか瞳に炎とか似合いすぎである。
お嬢の心境を考えれば無理もない。棺おけを3つも引きずりながら、一人過酷な旅をさせることになった元凶をもうすぐ懲らしめられるのだから。
時には雑魚にからまれて教会送りにされ、勝ったと思いきやおたけびを浴びて敗北したり、話し合おうとしたらいきなりわしづかみにされたり、何故か襲ってきた奴の卵を奪還する為に山を何度も登らされたり、しまいには自分自身が呪われたり。
ほんと今思い返せば、ろくでもない旅だったね。
だけど、それももうすぐ終わり。散々な思いばかりしたけど、これで全てに決着がつくのです。
立派な勇者と化したお嬢は、最後の悪を倒すべく翼を広げた。
暗黒都市 レベル41着
ここが最後のダンジョンとなる場所か。確かに今までとは何かが違う雰囲気がする。普段見当違いなことばかり言っている俺が言うんだから間違いない。
中を探索してみると、予想よりも遥かに複雑で広い造りになっており困ったものだ。おまけにオレの冴えわたった見当違いな誘導のおかげで、お嬢も早速迷子である。これはまず地図を手に入れることからはじめたほうがよさそうだ。
地図を捜し求め、壺を割ると種を発見である。おぉー、嬉しいけど地図が欲しいんだよね〜。
さらに宝箱を開けると今度は賢者の石を発掘。おぉー、嬉しいけど地図が欲しいんだよね〜。
さらにさらに奥地へとズンズン進むと何と大広間に出た。おぉー、結局地図見つからなかった…
ふむ、どうやらここからは一本道のようなので迷いようがないな。地図もいらなそうだね。
ところでかなり順調に探索が進んでいるように見えるが、もちろん魔物も出てきていますよ。だけど今のお嬢にはまったく問題ないことなんですね。
何せ最終兵器マダンテで全て一掃できますから。どんなにデカイ奴が現れようが、どんなに大群で現れようが関係ないね。マダンテ、と色っぽく囁けばアラ不思議。辺り一面焼け野原。
ま〜マダンテ撃った後は祈りの指輪をつけてひたすら祈らなきゃいけないんだけどね〜。そりゃーもう狂信者のように祈ってるよ。かなり恥ずかしい勢いでね。こんな醜態を晒さない為にも、ちゃんとマダンテを撃ってキレイにしてから祈るのさ〜。
撃っては祈って撃っては祈ってを繰り返していくうちに、何やら街道のような場所へ辿り着いた。
目の前に気になる壁があったので、調べてみると回復してくれたではないか。怪しい声とともにかけられたので、もしや罠かと思ったがそうでもなかった。いや〜何て…何てありがたくないことをしてくれたんだ!お嬢だけならまだしも、棺桶の奴らまで目覚めさせてくれるとは…。
やはりこれは罠だったようだ。
ここへ来た冒険者がうっかり利用しないように、「触るな危険!」「棺桶の仲間を生き返らせる罠です!」という張り紙を張っておいた。これで世の冒険者達も安心だ。
しかし何故かは分からないがこの張り紙を見て、喜んで利用する冒険者の姿が目に浮かんでくる…。…疲れてるのかな?
そんなことを思いながらくるくる歩いていると、急に痛みが走った。足元を見てみると、いつの間にか沼地が出来ているではないか。
さっきまではなかったのにおかしいなぁと思いながら歩いていると、だんだん沼地が増えていくではないか。
な、なんだこりゃ?まさかこのまま行くと地面全体に沼地が出来るんじゃないだろうな!?なんて思ったがそんなことはなかった。
変わりに周りの風景がどんどん変化していくではないか。そう…まるで廃墟のような感じに。これは、いよいよそのときが近づいてきたのだなと察知。お嬢にも準備をさせ更に奥へと向かった。
その先にあったのは一つの階段。その階段を下り、目の前に聳える巨大な扉を開こうとしたときとうとうお嬢があのセリフを呟くシーンへとなった。
「主人公がいなかったら きっと私ここへたどり着けなかった。
だから ホント ありがとう」
そう、本来ならこのセリフを言うはずです。みんなの力を合わせてきたのだから、まさに感動のセリフですね。
しかし、今回のお嬢はこのセリフを言いません。このセリフは、4人全員が揃って初めて言うセリフなのですから。
お嬢も分かっているのですよ。主人公の力を借りなくても、「なーんだ、私だけで来れるんじゃない。ヲホホホ」っと。
これにて私が疑問に思ったLevel1の謎は、見事解けたわけです。
本当ならここで終わらせてもいいのですが、乗りかかった船です。もちろん最後まで戦い抜きたいと思います。
新たな目標として、お嬢一人で世界を救えるのか?っというものを掲げて。
全ての事情に決着をつける権利と力を持っているお嬢が、最後の扉に手をかけたのであった。
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