外に出ると大勢の野次馬が集まっていた。ここの住民は度胸があるな。上を見上げると、空にとてつもなく厚い雲が覆われていて昼夜が変わっても変化が訪れない。なにやらとても不気味である。
庭のほうでは、お嬢が今まさにチェルスへ牙を向けようとしているではないか。チェルスの命とお嬢の名誉のため、今度こそ阻止しなくては!

しかし、今の主人公達でのレベルでは到底歯がたたない。何せベビーサタンにすら全滅させられるのだから、俺もびっくりの弱さだ。くっそー、全滅回数なら誰にでも負けない自信があるというのに、何故生かせないのだ!

だがそんな苦悩している私を、スカモン達が闘いたそうにこちらを見ているではないか。お前ら…そんなにもお嬢のことを慕っていたのか…お嬢はぁ…幸せモンだぜ。

さぁ、闘ってきなさい!お嬢の元に集う精鋭たち!

vs呪われしゼシカ

第一陣 ハルク アポロン ギガンツ
第二陣 リー  エースケ だんきち

まずは単純にダメージを蓄積できそうな布陣で挑みます。

初戦 累積ダメージ1681 全滅

いきなりすごいダメージ量を与えた。恐らく、これはかなり引きが良かったパターンではないだろうか?
痛恨が出た上、ハルクもほとんど2回攻撃。なによりシャドーが出てきて攻撃が分散されるというのがなかったのが一番大きかった。おそらくラリホーマさえこなければ撃破できていたと思う。

2回戦 累積ダメージ506 全滅
3回戦 累積ダメージ1017 全滅
4回戦 累積ダメージ761 全滅
5回戦 累積ダメージ883 全滅
6回戦 累積だメージ687 全滅
7回戦 累積ダメージ901 全滅

やはりこれが普通なのだろうか。初戦はかなり理想的なゼシカの行動パターンだったと言うことである。ダメージをうまく蓄積できないのも以下の理由が原因の様だ。

・ラリホーマで行動不能に陥る
・味方の攻撃が甘い
・シャドーを召還される

ラリホーマについては説明不要でしょう。これはどのスカモンにも可能性のある問題であり、こちらがどうこうできるものではないですね。

味方の攻撃に関しては、避けられる、ハルクが2回行動をしない、ギガンツが痛恨を撃たない、があたります。

そして一番の問題がシャドー召還である。
普通の攻略であれば、シャドー召還はゼシカの攻撃の手が緩まるので非常にありがたい行動です。だが、今回の攻略ではとてもやっかいな壁となります。

2回目以降のゼシカは大体2ターンに一回は召還していました。
シャドー自体の戦力は脅威となるほどの強さではないので、それだけならさして問題にはなりません。
しかし、困ったことにスカモン達はシャドーを必ず優先に攻撃するという習性があります。(後に例外が起こりますが)
滞在ターン数に制限のあるスカモンにとって、これは一番の障害になってしまうのです。

さて、このまま粘って勝てるかどうか考えてみました。
スカモンそれぞれが平均以上のダメージをたたき出し、ハルクが全て二回行動をとり、ギガンツが最低1回以上の痛恨を出し、ラリホーマやシャドーなどの妨害を受けなければ撃破となるはずです。要は初回と同じような展開になればいいというわけですね。

これだけなら絶望するほどの勝率ではありません。恐らく何十何百回とやればいずれ勝てるでしょう。どうせならば、ここはスカモン達の能力をフルに生かし、華麗に勝つのがよりおもしろいと判断。チームを再構築いたしましょう。

では、具体的な解決策を考えていきましょう。

まずは必殺技で切り抜けられないか考えてみました。
そこで今確保できるスカモンで有効的に働きそうな必殺技を探すことに。注目したのが暗闇の歌を使い、互いの守備力を0にするという戦術。

もしゼシカの守備力を0にすることができれば、理想のパターンで2100前後の累積ダメージを与えることが望めます。ギガンツの痛恨は省いた計算となりましたので、それなりに期待できることになりますね。早速必要なメンバーを集め、挑戦してみることに。

が、やはり世の中そううまくはいかないものです。15回発動した中15回とも効かず終い。もちろん暗闇の歌を使わずに終わってしまうときもあります。仮に暗闇の歌がいずれ効いたとしても、ここまで不安定な材料を作戦に組み込んでは意味がありません。残念ながら、暗闇の歌で守備力を0にするという作戦は失敗に終わりました。ルカニが効くからいけると思ったんだけどなぁ。

他にも攻撃的な必殺技は何度も試してみました。
トリプルソード 超さみだれ突き テンションブースト ライダーズカーニバル。
いずれも期待していたほどの破壊力があるわけでもなく、そもそもこれらを使える様に構成すると元があまり強くない為に結局は±0といた形になってしまいます。これが毎ターン発動してくれるというなら話は別なのですが。

必殺技はほとんど失敗に終わりました。そうなると残されたのはチーム自体の選抜基準です。今まではステータス優先で選んでいましたが、今度は別の角度から見ていきましょう。

まずは滞在ターンを増やせるかどうかあれこれ移動させてみることに。すると、アポロンとレスラーを入れ替えることでターン数が増える結果に。これで最大4ターンまで行動することが可能になりました。攻撃の要であるハルクとギガンツには1ターンでも多く行動してもらわなければいけません。

これにより今までシャドーを召還されたらほぼ撃破不可能な状況だったのが、一度だけ耐えられる猶予を作ることができました。

もう一つも攻撃力+滞在ターン重視の組み合わせに調整することで4ターン行動できるように。これで以前よりも合わせて2ターン多く行動できるようになりました。
残念ながら力押しで攻める戦法に変わりはありませんでしたが、これが一番勝率の良い組み合わせだと判断しました。
やれることは多分やりました。後は野となれ山となでしこ。

今回は珍しくやりこみ重視の日記になりましたが、これが本来あるべき姿なのだよというツッコミはダメです。
私のレポートは、メインが笑い、オプションでやりこみというお茶目なコンセプトなのですから。

…我ながらとんでもないことを口走るな(笑)

それから日記のタイトルはDQのアバカム並に意味の無いものなので気にしないように。
今日は通夜があった為更新が一日遅れになってしまった。あぁ腰が痛い。

さて、今日のレビューを書こうと思った。だけどうちの概要が『旬』なものを取り上げるということらしいので、たまにはそれに沿ってみるのも悪くないかということで旬な話を書こうかね。

巷ではそろそろ受験が間近にまで迫ってきたわけだ。私の隣に住んでいる従兄弟も、今年高校受験なのだが中々頑張っているようなのさ。ちゃんと塾にも通い、家でも勉強しているらしい。
だからそんな話をしてて、自分の時はどんな感じだったか思い出してみたのよ。

受験大変だなーと口では言いながら遊んでいた俺
やっぱ塾はタメになるなぁと言いつつ居眠りしてた俺
そもそも受験勉強自体そんなにしていなかった俺
受験当日に風邪なんか引いてた俺

あれー?何かダメ人間なところしか思い出せないぞ??

なんて冗談めいて語ってるけど、ほんとこんなもんだったんだよなぁ。正に受験勉強!みたいなすごいことしてないし。俺の間隔で言えば、多分学校の試験と何ら変わらない勉強量だった。それで志望校に受かってるんだから、運がすごいのか頭がすごいのか。謎だ。
おまけに俺と一緒に受けた同じクラスの奴らはみんな落ちてるし。俺より後ろの番号が全滅って何の冗談だよ。

しかし、無事合格したおかげであんなに楽しい高校生活をおくれたのだから、あの時の俺に感謝しないとなぁ。よくやった、俺。
壮絶な受験戦争というのを体験していない俺は、ある意味幸せ者なのかもしれないね。まぁこれからそれを体験しそうだけど…

兎にも角にも、従兄弟には合格してもらいたいね。合格したら、俺がパーッとおごっちゃるけん!がんばりぃや!

…旬なくせに書くこと無いな(笑)

あんまりにも少ないから何か書くか…うーんうーん…。

そういえばリンクつけてもらったブログがあったね。何か相手さんの所を拝見すると、私の内容と繋がりがまったくなくて、まさか間違いじゃないよなぁ?なんて不安になったが今は問題なっしんぐ。

何せ俺は一日寝れば喜怒哀楽を忘れてしまう脳を持っているからね。タフなのだよ。

何はともあれ、祝初相互リンクです。キョンさん。

それからこちらからもリンク追加。
何やらアトリエに好触感を示していたのでね、私としてはアトリエスキーになりうる芽を見逃すわけにはいかないね。
というわけで、こちらもよろしくたけしさん。

こういうことは秘密で書くべきことかもしれないけど、そうでもないかもしれないからこうなってしまったと。
やっぱり人間秘密の一つや二つは持っていたいものだね。秘密を持ってると魅力的な人間に見えるものなんですよ、不思議と。だから私もいっぱい秘密を持ってますよー。

ま〜俺の場合は秘密じゃなくて謎だなって言われるのが大半だけど。

何で俺だけ謎なんだよ。納得いかねぇ…

最後に、最近妙にカウンターの廻りが速いような気がしてならない。そりゃより多くの人に見てもらう為に頑張って文章を構築してるつもりだけど、私自身そんなおおっぴらに宣伝活動してないから劇的に変わることはないと思うんだけどなぁ。
おかげで最近は、誰かF5連打してるんじゃないかと思ってヒヤヒヤものだ。
あー一応言っておきますけど、

私にはF5を一回押すごとに文章が一層おもしろくなるなんて機能はついてませんからね。まだ未実装だから気をつけて。

さぁーて、一個でも多く笑いが取れる文でも作る為今日も勉強するか。

ところで、最近日記の雰囲気が最初と変わってきたねとよく言われますがもういいです。素に近づいただけです。
ふとお嬢の名前を考えたが、ゼシカって名前は微妙だ。かわいいんだかかわいくないんだか分からない。俺も何で急にこんな事を考えたのかも分からない。謎だらけだ。

なんて現実逃避をしていた私であるが、考え込んでいても始まらないので恐怖のマラソンを再開することにした。

途中で全滅

途中で全滅

途中で全滅

途中で全滅

〜略〜

た、たどりつけるのか…?さっきからものすごい勢いで全滅回数が増加している。今日改めて思ったけど、よくサザンビークからここまで辿り着けたと思う。我ながら誉めたい、自分を。

…さて、一つ新たな問題が浮上してきた。
ここまでの流れを私は全滅するたびに宿屋で事の内容を書き記しているのだが、書かれている内容がいつの間にか同じになっている。

出発→敵と遭遇→ペコペコしながら逃げる→当然逃がしてくれない→暴力シーン→とりあえず棺桶→出発....

何が言いたいのかというと、こっちは逃げるしか選択できないのでまったくネタがないということである。
街へ強制連行された時の私の断末魔の叫びでも綴ればいいのかもしれないが、正直この時のテンションの反応なんて大したこと無い。毎回派手なリアクションをしていては、精神に支障をきたすというものよ。

このイベントを盛り上げる為に設定したはずが、ネタが生まれてこないという筆者泣かせの劇的な進化を遂げているというのは如何なものか?

とりあえず、記録を見ると挑戦から47回目にようやく塔まで辿り着けた模様。哀れだな、俺。

潜入も無事終わり、ちょこっとテンションが回復しかけたと思ったら早速全滅。まぁいいけどね。しかしライドンの塔がルーラ登録されていて本当によかったと思う。正直街から塔の天辺までノンストップで行こうとしたら涙が出てきそうだ。っというか出る、確実に。赤い涙が。

だけど、この塔も意外に曲者で毎回仕掛けを動かさなければいけない為ダレてしまう。何だか人生の浪費だな〜なんて一番思ってはいけないことを少し考えたが、心の中でタンバリンを使用したので何とか回復。危ない危ない。こんなこと思ってしまっては、

やりこみ自体人生の浪費だろ、なんて言葉が飛んできそうだ。

1階でお陀仏。いきなりかよ。
3階にて全滅。逃げせよ、おまえら。

ようやくレバーをひくことができた。やった!

8階にて全滅。せっかくいい調子だったのになぁ。
入り口にて全滅
入り口にて全滅。なんだかなぁ。
4階で全滅
入り口で全滅
入り口で全滅
入り口で全滅
全滅。何階かは知らん。
全滅。数えてない。
しに。
とりあえず死んだ。

4
4
4

↑は当時の記録なのだが、やる気がもりもりと下がっていっているのがよくわかる露骨なコメントだ。人間の気分が低下していく様を見事具現化したと言えよう。

これ以上記録だけを書き写していくと、全体が4ばかりになってしまう不吉な日記と化すので省略しよう。ハッキリ言って、それじゃあ怪しいゲームだと勘違いされかねない。

まぁこの日記自体勘違いだらけだが。

だが、幸いなことにここの塔はエンカウント率が低く設定されているようだ。おかげで32回目に頂上到着となった。

仲間と喜びを分かち合おうと話しかけようとしたら、画面には棺桶が二つ。そういえば、棺桶になっていたのをすっかり忘れていた。どこまでも棺桶が好きな奴らだ。

お目当ての人物に話を聞いてみると、例のブツはリーザスという像に埋め込まれているとの事。そういえばお嬢の故郷にリーザス塔というのがあったな。正直今は塔の名前がつくところには行きたくないのだが、しょうがない。

ところでこの人の名前を思い出せず、私は大工のゲンさんと呼んでいたのだが何でゲンさんと決めたのか謎だ。というかそもそも大工じゃねぇこの人…。人間とは不思議な生き物だ。

間髪いれずにリーザス塔へ向かい、またまた最上階を目指すことに。しかしここでも全滅。なんだかなぁ。
大体ベビーサタンが全員冷たい息を吐くって何の冗談ですか?はぐれメタルが全員ギラを打ってくるくらいおかしい話ですよ?

とりあえず気を取り直して再び登頂開始。今回は何の問題も無く進み到着である。
明らかにそれらしい宝石が像にはめ込まれていた。しかしいくら調べても取れそうに無い。正直ライドンでの疲れもあり、今日は宿で休むことに。
と、その時誰かが話しかけてくる。何と、リーザス本人が語りかけてくれるではないか。意外にべっぴんさんである。リーザスは賢者の話を淡々と続けるが、今まで棺桶の中にいた主人公達には何のことか理解できない様子。最後にアルバート家の血を引く最後の一人でもあるゼシカをよろしく頼むと言って、唖然としてる主人公達を放置して消えていってしまった。

ハワード邸に戻ると、チェルスがいじめられてるじゃないか。
主人公達も自分の力の無さを身をもって実感したせいか、ただ見ているばかり。くそ、お嬢がいれば「うなれ!鉄拳!」なんてことを言いながら殴ってくれそうなのに。

ハワードを追って、屋敷内に入ったがドアの前に見慣れない男がいた。どうやらこの街で新しい武器を買いにきたのだが、そのままハワードに用心棒として雇われた模様。しかしこともあろうにお嬢で新しい武器の切れ味を試そうとしている。だが、コイツはまだまだ甘いな。
俺達ほどの手練になると、対象の力を確かめるには身をもって体感するというのが一番というのに気づくね。

まぁ、そんなことはどうあれお前は後で覚悟しておきなさい。

ハワードに目的の物を渡し、結界を作ってもらうことに。早速ハワードから秘密の部屋にある世界結界全集という本をもってきてくれと頼まれる。
難なく見つけることができたが、何とも安っぽい名前の本だ。まるで通販カタログのような感じがして不安である。本当にこんなので大丈夫なのか?などと良からぬことを思っていた時、とうとうお嬢が襲撃に来たようだ。
まずい、まだあの男を処分していないぞ!急いで止めに入ろうととすると、ハワードが仲間をあっというまに生き返らせた。おっさん、微妙にすごいことするな。腐ってもなんとやらというやつか。まぁ、

闘うのはこいつらじゃないからどうでもいいんだけどね
さて、君たちは私がどれくらいアトリエ信者なのか知っているのかい?…知ってるわけないだろうね。何せ俺自身も知らなかったくらいだ。それは当然だ。許そうじゃないか。

俺が最初に始めたアトリエは、実を言うとこれじゃない。エリーのアトリエというアトリエシリーズの第二作品目なんだよ。だが、その時の俺はまだまだ甘っちょろいはなたれ小僧だった。だからアトリエの良さなんてちっともわからなかったのさ。

何これ?チーズケーキ作るのに命でもかけんの?ギャハハ!
なんて言ってるような状態だったからね。まったく酷いもんだよ。その時の俺のアトリエ評価というのはわかりやすく言えば…

m9(^Д^)プギャーッ

だったわけだ。

それから時は流れ、遂にユーディーのアトリエが発売された。それを目にした俺は、やべー、こんなクソゲーシリーズまだ続いているのかよ(笑)、と思った。まぁ至極当然な発想だな。
しかし、何度もそれを眺めていると言い知れぬ魅力のような誘惑のようなものが伝わってきた。俺の意識は虚ろになり、それを持って何故かレジのほうへ向かってしまった。そして買ってしまったのさ。

何故か4000円くらい高い限定版のほうを。

だが、その時の俺には何ら違和感はなかった。むしろ早くプレイしたい気持ちに支配され、猛烈な勢いで自転車を漕いだのよ。
しかし、それと同時に頭の中でプレイした時の自分の姿を色々想像していたのだ…。

クソゲーだー!と言いながらPS2を消す俺
クソゲーだー!と呟きながら黙々と続ける俺
クソゲーだー!と歌いながら昼ごはんを食べる俺
クソゲーだー!と叫びながら窓から放り投げる俺
クソゲーだー!と絶叫しながらPS2にカカト落としをする俺

ヤバイ…クソゲーの時のリアクションしか思い浮かばねえ

もう訳のわからないテンションのままプレイしたのよ。そしたらね…

やべえ…アトリエってやべえくらいおもしれえ…

なんて言っちゃってるのよ。ほんと恥ずかしいよね。もう恥ずかしいから無になれるまでプレイしたよ。もう寝る間も惜しんでしたね。そしたら次の日にアトリエ信者が出来上がっていたのよ。かなり簡単でしょ?ギャハハ!

かくして俺は生粋のアトリエ信者に転職できましたとさ。

さて、そろそろ真面目にレビューしておきますか。仮にも好きなシリーズなんだしね(笑)

とりあえず私が惹かれた要素としては、ストーリー、システム、キャラクター、音楽、といったところだろうか。つーか全部やん。

ストーリーで見れば、アトリエシリーズの中でも一番しっくりくる内容であった。簡単に言えばタイムスリップしてしまった主人公が、自慢の錬金術を使って元の時代に還るアイテムを作っていくというもの。当然EDでは、主人公は還ってしまうのだがその中で今まで共に暮らしてきた仲間達とのやりとりがあり、それがとても気に入ったのだ。我々の人生にもある、とても大事な出会いと別れを教えてくれるのですよ。非常に心惹かれる演出であった。

まぁぶっちゃけちゃうと、俺はこんな展開が大好きなだけだが。

次にシステムだが、評価できるところは調合と時間。
前作までの調合というのは、割と小難しいものだった。それぞれのカテゴリーに分けられた調合を、色々なアイテムを使い、比率や組み合わせなどを自分で調整しながらやっていかなければいけないのだ。
それに比べ、今作は非常にわかりやすい調合となっている。ただ必要な材料を集めて錬金すればいいだけである。おぉーわっかりやすー。
正直このカスタマイズは、新規のプレイヤーを獲得するにはもってこいのライトな仕様だと思う。ただ、オールドファンにとっては少々物足りないかもしれないが。
それでも材料に品質や効力など新たな機能が加わり、究極のアイテムを作るぜ!という雰囲気は損なわれていないのが救いだと思う。

前作までは、より多くのアイテムを錬金したい
今作からは、一つのアイテムを究極にまで錬金したい

という感じにわけられるだろう。

そして、今回はアトリエでは初の時間的制約がないのだ。
今までのアトリエは、クリアするまでの日数をというのが決まっていたのだが、今回は無い。まったりプレイ上等の俺にとっては、天の恵みのような設定である。

次にキャラクターだが、こればかりは個人の好みだろう。原画担当の方も今作から変わり、私的にはヒットである。また、キャラクター達の個性付けも非常にうまいと思う。錬金術師にお嬢様、女剣士に女盗賊、怪しい錬金術師に女幽霊と…。ウヒョー、いい感じだね!

最後に音楽だが、これが一番重要である。ユーディーに限らず、アトリエシリーズは全てにおいて音楽が洗練されている。とても世界観に合った、作り手の想いが伝わってくるような暖かい音楽ばかりである。特に土屋暁さんは私のお気に入り。暁さんの作った曲があればご飯3杯は食べれるね!

さて、ここまで微妙なレビューを続けてきたわけだが最後にこれを皆にも薦めるのかというと、答えはNoである。

ハッキリ言って、このゲームは人を選ぶ。
今回は書かなかったが、万人受けできない要素も多々ある。メインがアイテム生成という所に置かれている以上、材料調達やより良い品質にするまで錬金を繰り返すなど作業的な部分が多い。
そういう要素が大好きな人には是非やってもらいたいが、まったく受け付けないような人には苦痛以外の何者でもない。実際私の友人にプレイさせたが、皆悶え苦しんでしまった。

アイテム製作に興味があるなら、是非一度プレイしてもらいたいね。そして俺と熱く語ろうじゃないか!

あ〜ちなみに俺がこのアトリエを買った一番の動機は

ユーディーがいきなり好みだったというのは言うまでもないな。

ウヒョー、相変わらずの単純回路(笑)
時は戻り、お嬢が行方不明になってから数日後。今までグータラしていた主人公達だが、ようやく事の重大さに気づき重い腰を上げた。
この先、この3人で旅をすると思うと目も当てられない。それでもやっていかなければいけないのが悲しいところであるが。とりあえず当てもなくお嬢を探そうとしたが、何故か北の関所を通っていった気がしてならない。何故かは知らないが。

世界地図を広げ、次の街までの距離を見てみたがかなりのものだ。正直この距離を裸一貫の雑魚3人で切り抜けるのは何とも難しいような感じがする。だからといって考えている場合でもないが。まぁ考えるほどのアイテムもなければお金もないし強さもない。とにかく運を天に任せて進むしかないね。

嫌がる主人公達を何とか表に引っ張り出し、北の関所を目指した。すると早速…

所 持 金 半 分 に な っ て 再 開

実際は半分になるほどのお金なんてないんだけど、気分的に減ったのだ。っというかいきなり全滅か。何だか先が思いやられるぞ。気を取り直して進むとするか。

所 持 金 半 分 に な っ て 再 開

うーん…確かに主人公達が嫌々行くのも…判る気がしてきた…。というか俺も嫌だ、こんな棺桶天国。

何よりあいつが強い。ダンビラムーチョ。
魔物と遭遇すると大抵コイツが入っている。やばい、一撃で葬られる。一撃って、何の冗談だよ。

…ん?待てよ…?

俺達を一撃で葬っているのはダンビラムーチョだ。
そしてチームメイトの破壊神だんきちも同じ種族だ。
つまり…

ダンビラムーチョ=強い
ダンビラムーチョ=破壊神だんきち
強い=破壊神だんきち
強い=一撃必殺
強い+一撃必殺=破壊神

破壊神=だんきち

う、うわぁぁぁあああ!
だんきちがとうとう正体を現したぁぁぁ!

…さて、いくか。

それからというもの、遂に正体を現した破壊神だんきちに何度も斬られながら数えること21回目。ようやく北の関所を抜けることができ、新しい街へとつくことが出来た。ツ、疲れた…。

つーか、だんきち出すぎ。

やっと思いで着いたというのに、何故か嫌な雰囲気の街である。おいおい、少しくらいゆっくりさせてくれよ。と、言いつつも自分の中に眠る野次馬魂がふつふつと湧き上がり、町の人に伺ってみた。

話の内容をまとめてみると、どうも街をお騒がせしているのはお嬢のようだ。確かにお嬢はある意味お騒がせするような容姿かもしれない。うーむ、残念だ。

上に上がっていくお嬢を暴漢と呼ばわりする人間までいるじゃないか。いや、女に使うのだから暴女、暴婦呼ばわりか、などとどうでもいいノリツッコミをしているが、ある意味どれも否定できないのが悲しい

問題の屋敷に入ってみたのだが、仕えているものは皆震え上がっていた。確かにお嬢はいろんな意味で震え上がってしまう存在だがそんなに怖がることも無いのに。失礼な。

さて、お嬢を探してあちこちの部屋を回ったがどこにもいない。おかしいなぁ〜と思いながら2階の部屋を空けると…おや?

なにやら見慣れた人影があるじゃないか。
おや・・・・ツインテール・・・・反則的な胸・・・・つまり

ツインテール+反則的な胸=俺の好み=お嬢

あれ、お嬢じゃん。…お、お嬢!?
どうしたんですか!?その無駄に野生チックな肌の色は?おまけに血管まで浮き出てるじゃないですか!?とうとう脳みそまで筋肉になってしまったのか??
などどあらぬ妄想ばかりしている俺をよそに、お嬢は見慣れない輩と会話をしている。

どうやらこのハワードとかいうおっさん、あらかじめお嬢がくることを予知していたとか。おまけにお嬢を退治するまじないまで会得済みとのこと!何か言ってる事はかっこいいが、顔のせいでただの悪あがきにしか聞こえないのが不思議だ。残念、おっさん!
しかし血管ムキムキのお嬢の前にあっさりと解除されてしまう。懲りずにまた結界を張りなおすおっさんなのだが、何だかほんとに悪あがきになってしまっている。

今まで見ているだけだったが、お嬢にこれ以上罪を重ねてもらうのはいただけない。お嬢の名誉のため、よわよわしいヤンガスたちを向かわせることに。

幸いなことに、ヤンガスたちの姿を見て今回は退散しようとする。

「この人たちを相手にしながらじゃさすがに私も分が悪いもの」

ちなみに今の主人公達のレベルは以下の通りである。

主人公7 ヤンガス7 ククール12 特徴:全裸

はっきりいってハワードより弱いと思う。ってか確実に弱い。チャゴスにも勝てるかどうかすら怪しい。マジで怪しい。
まずい…。お嬢の脳内筋肉化は末期のようだ…急いで助けなければ。

ハワードに一応礼を言われた。これからは気軽にハワードさまとでも呼ぶがいいだろうと褒美までもらってしまった。なるほど、さまをひらがなにすることで気軽さを強調していると見た。こいつ、顔に似合わずユーモアのある男だな。お前のユーモアセンス、しかと受け取った。
まあ、言葉で聞いている主人公達にはわからなかっただろうな。もったいない。

再度現れるお嬢に備え、新たな結界を作るとのこと。礼も兼ねて俺達に仕事をやろうと告げられる。なに?命の恩人に対するお礼がパシリ?おいおい、なんだこのハイレベルなユーモアセンスは?冗談は顔だけにしてくれ。

しかしこいつに好き勝手されては、お嬢にどんな乱暴な真似をされるかわかったもんじゃないので、仕方なく引き受けることに。非常に不本意ではあるが。

ハワードのおつかいをこなしていく途中、お嬢のフィアンセだとかぬかしていたラグなんとかに出会う。
ラグなんとかは見聞を広げ、自分を磨いているのだよと言いながらパシリをしていた。この男、毎回言うことがずれている。微妙に。でも悪い奴じゃないんだよなぁ。ずれてるだけで。
今思えば自分をパシリのようなことをしているのだから、何もいえないのが悲しい。お互いパシリ同士頑張ろうじゃないか。ラグなんとか。

ククールがドルマゲスを倒したらゆっくりできると思ったのにな〜なんて狂言を言い出す。おいおい、今まで散々楽してたじゃないか。でもよく考えれば死んでいたらゆっくりもくそもないのかも。すまん、ククール正論だった。

このメンバーといるとろくなこと無いなとも呟く。

あぁそれは正解。
さて、私がラルク好きなのは既に承知の事実だと思う。

何せ私がどれくらいラルクが好きなのかは、既に五大陸にまで響き渡っているほどだ。だから皆はもう知っているはずなのだから、今更言う必要もないかもしれない。しかし、五大陸に住んでいない人もいるかもしれないので一応語っておこうか。

私がどれくらいラルクを好きかわかってもらうには、まずその規模を知ってもらわなければ困る。早速どれくらいの規模なのか表現してみよう。

例えば好きなアーティストの話をしていたとしよう。そこでAが、俺ってラルクチョー好きなんだよねーっという流れがあったとする。

…ふっ。

俺から言わせて見ればこんな奴は相手じゃないね。マジで雑魚同然。目隠ししてても勝てるね。大体俺とAでは単位が違う。
何せ俺は宇宙規模でラルクが好きだからな。桁が違うのだよ。

そんな俺がこの新曲の発表を聞いて、勝利の雄たけびを上げたのは説明するまでもないだろう。更にこの時期はラルクが活動を長期にわたって停止していたのだから、宇宙規模でファンをやっている私としては吐血ものであるのだよ。

実際この曲を聴いてみると…ヤバイね。私の中に存在するラルクベストヒット17というランキングで、あっという間に頂点に来てしまった。これはやばい…。

特に惹かれたのがこの躍動感。な…なんだ、この俺が寝起きでもあっという間にいつものテンションに回復できるほどのリズムは…。俺の感性を知り尽くしているかの如し音程…。どこに目を向けても、俺が惹かれない要素なんてないじゃないか!

もちろんこれを聞いている時の俺は、俗に言う無敵状態である。分かりやすく言えば、マリオがスターを取って光っている時くらい無茶ができる。ドラクエ8で言えば正にSHT状態と酷似している。これはやばい、やばすぎる。

カラオケに行けばこれを歌わない時などない。周りからもラルクといえば俺、というくらい実力が知れ渡っている。まぁ五大陸を制覇した俺にとっては当然のことではあるが。
おまけに私は下手の横好きと言われるのが嫌いだ。だからこそ入念に研究し、カラオケで常に皆を納得させられるよう努力しているのだ。
ちなみに、いつも使っている機種はBBサイバーダムである。この機種はいいね。お気に入りだ。

私にはラルクの最低ラインというのがあり、ラルク物は採点で90点以下を取ると罰ゲームが待っているのだ。これのおかげで微妙に燃えてしまうのだが、何か良く考えてると俺だけ損しているルールだということに気づく。だが、ラルクを歌っている俺にとってはそんなもの関係ない。無問題である。

そんな私が一番の高得点を叩き出せたのは、勿論この曲。
得点は98点だった。というか、あれから2年くらい挑戦しているが98点超えられない…鬱だ。

ここまで熱く語ると、そろそろ私のラルクスキーが冥王星まで届いてしまうのではないかと心配である。用心しなければ。

あ〜でも一番の最高点は君が代。点数は100点。ん、何か文句ある?

つまり、結局何が言いたいのかというと…

君が代ツエエエエエエ!イヤッフゥゥゥ!
拳にものをいわせ、次々と高額スカモンたちを自チームに引き込むお嬢。オーナーがこれだからチームのメンツも段々とコワモテばかりになるんだよ!なんてことは口が裂けてもいってはいけない。
そんなことを聞かれてしまったら、教育という名の下の双竜打ちが飛んでくるに違いない。

とてつもないパワーアップを施したお嬢率いるうまのふんは、遂にAランク突破へ向かった。
一応説明しておくと、メンツはハルク、アポロン、リーですからね。間違っても、やっべーハルクだと思ったら破壊神だんきち入れちゃった、テヘ!なんてボケはしないので期待しないよう注意したまえ。

1回戦はモンスター山脈の異名を持つビッグス。
オーナーが小さいメイドさんというところがポイントなのだろう。が、そんな罠にはかからんぞ。

いきなりサイクロプスから痛恨をもらってしまう。出だしワリーと思いきや、ハルクがあっというまに睡眠攻撃。あらヤダ。そのまま怒涛の攻撃で圧勝。

2回戦はあの男か。ラパンハウスの田舎者か!
同じ田舎者のお嬢にとっては負けられない相手。軽くひねりつぶしてしまいましょう。

アポロンに集中砲火を浴びせられるものの、すかさずリーがベホマでフォロー。
どうしたリー!?今日のリーは頭がいいぞ!?
そこにはさみだれ突きばかり使う無能なリーはもういない。仲間のために必死にフォローに徹するリーの姿があった。くそ、目が汗かいてやがるぜ。

3回戦はなんともコワモテな集団が。これじゃあおっさん以上に街の中を徘徊できなさそうだ。哀れ。

どういうわけか今日のスカモンは何かが違う。真っ先にメガザル岩顔に集中砲火。あっというまに撃破。ハルクにいたっては、相手のマヒャド、火炎斬りを全部回避。まずい、とうとう俺の愛が通じたのか!?

と、思いきや世界中の葉を使われる。

またまたメガザルに集中砲火。あっという間に撃破。やっぱり俺の愛は通じてるのか!?

と、思いきや世界中の葉を使われる。

しかし、今度はウドラーから始末していきメガザルも逃さず撃破。いつのまにこんな賢くなっていたんだ?

後は残ったハルクのパチモンを葬るだけ。とどめにリーがここぞといわんばかりにさみだれを放つ。なるほど、ここで使うために今まで温存してたのか!、とリーの演出に感動。

何か奇跡的な圧勝という展開を広げてしまった。いいのかこれで?(笑)

勝負が終わり、モリーが熱くお嬢に語りかける。そういえばモリーもすごい漢である。いろんな意味で。
お嬢もモリーと対戦できるということで、非常に熱くなっていたのだが、

自分でもこういう熱血な展開が好きだったなんて!自分でも思わぬ発見だったわ!と失言をかましてしまう。

気は確かですかお嬢!?思わぬ発見ではなく、既存の発見です!既出です!パペット小僧の燃えるストーリーを誰よりも愛していたじゃないですか!

さぁこの異様なテンションが落ちないうちに、Sランク制覇と行きたいところだ。

まずはトルネコとの対戦である。正直トルネコの顔色が悪く見えるのは俺だけだろうか?キングミミックが厄介なだけで特に問題も無く撃破できた、というネタを考えてる私にとってはまったく有難くない展開で終わってしまった。

次はライアンを相手に迎えるのだが、怖いのはやっぱりギガンテスの痛恨だ。
痛恨だけはくるなよ〜くるなよ〜と念力を唱えながら撃破。あー怖かった。

というかリーがいつものさみだれ小僧にもどっていた。く、くそみそ!

なんだかんだいって、破竹の勢いで最終戦までこぎつける事が出来た。妙にあっさりきてしまったが、驚いているのは本人でもある私だ。
正直、最終戦は初回プレイでもかなり苦しめられたからしんどいなぁ。

しかしきょうの3回戦は違っていた!
ベホマスライムを優先的に撃破。はぐれメタルも順調にダメージを蓄積させることができ、粉砕。何よりリーも覚醒したかのようにベホマに徹し、ヘルクラッシャーにいたっては何故か1回行動ばかりという体たらくぶり。

ということはつまり、導かれる結論は…

あれ、制覇してしまった。

いいのか、こんなんで?(笑)

俺の予定では、何度も何度もモリー戦で敗れてしまうが、それでも諦めないお嬢の姿にスカモン達も心を打たれ、全員一丸となりとうとうモリーを撃破することができた!
それによってお嬢とスカモン達の間に鋼鉄の絆ができたのであったぁぁあ!…という〆にするつもりだったのだが…

これじゃあ俺の予想の10%にも満たない状態でクリアしたことになるじゃないか。

…まぁいいか。スカモン達はお嬢の色気に惹かれたってことにすればいいね!
何だか絆の出来方が予定と違ってかなり不純になっているが、気にするでない。ちなみに反論も受け付けないぞ!ハッハ!

こうしてお嬢救出に向け、スカモン達の絆は間違った方向で結び付けられたのであった。ウヒョー!

あと最後に、破壊神だんきちのどこが破壊神なのか分かる人教えてください。
今日はとうとう運命の日が訪れた。いつか来るのではないかとは思っていたのだが、実際起きると感無量というか呆然というか。
とにかく来てしまったのである。いわゆる神が降りたトランス状態とすらいわれていた現象が!

遂 に 夢 の 中 に ゼ シ カ お 嬢 様 が 現 れ ま し た !!

我ながらとんでもない夢を見てしまったと思う。だってお嬢だよ?ゼシカだよ?ゲームキャラだよ?架空の存在だよ?俺自身架空のキャラが夢に出てくるなんて滅多に無いのに。というか夢自体滅多に見ないのに。
私の睡眠力は並外れているよ?死んだようにグッスリ眠るし、ちょっとやそっとの刺激じゃビクともしないよ?ましてや目覚ましなんて複数仕掛けないと起きれないんだよ?携帯の目覚ましで起きれる人って変態じゃん!なんて言ってる男だよ?
地震が起きたらお前は絶対気づかずにそのまま永眠するね、なんて身内に言われる人間だよ?

そんな夢とはまったく縁の無い人間が夢を見ただけでなく、今話題のお嬢が出てきたんですよ!ヤヴェー、世の中うまくできすぎだ…世の中ヤヴェエ…地球ってヤヴェエ…

また内容が妙にというか無駄にというか、とにかくリアルである。

舞台はホテルの廊下のような感じだ。私はいつも遊んでいる友達と遊ぶ約束をして、自分の部屋に財布を取りに行ったのだよ。
そしたらどういう訳か、他人の部屋のドアを開けたわけだ。そうするとそこは、あの今まで何度も見たことがあるお嬢の屋敷の玄関だったわけだ。まずここで驚く。
なにしろ光景がポリゴンじゃなく忠実に再現された構造となっていたのだから。確か衛兵もちゃんといたはずである。

そしてすぐに上から駆け足で降りてくる人が。それは勿論、紛れもないお嬢である。息を切らして来るなんてかわゆい奴よのぅ、なんて事をその時思っていたのを記憶している。「ごめんね、今日はお母様がいないから自由に外出できるよ」みたいなことを言われる。この言葉とその後の展開から想像すると、どうやら私達の関係は

恋人同士だがお嬢の親からはその関係を認めてもらえず、厳しい監視の目を盗みながら密かに遊んでいる

という何かどっかにありそうな安い設定だった。つーか隣に衛兵いるだろ。
しかし、その時の俺にはそんなことどうでも良かったらしい。オッシャァァァ今日は遊べるぜぇぇぇぇ!なんてことを心の中で叫んでそうな雰囲気だった。
まったくもって恥ずかしい。あまり俺の醜態を晒さないでくれ。

さて、早速遊ぼうとしたのだがここで問題がある。最初にも言ったとおり、俺は先に友達と遊ぶ約束をしていたのだ。またその友達というのが、いつも良く遊ぶ面子という無駄にリアルなセッティングなのが面白い。つまり今俺は、友情をとるか愛情を取るかの選択を迫られていたわけである。

これはかなり難しいぞ…。こいつらは俺の友人の中でも親友に入る人たちだ。俺は基本的に友達の優劣をつけないのだが、この3人だけは別格だ。それくらい付き合いも長ければ仲も良い。
一方お嬢のほうもこういう機会を利用しなければ会えないという状況だ。ハッキリ言ってレディーを待たせるのは俺の美学に反することだ。しかも息を切らせて駆け寄ってきたのだから期待を裏切るわけにもいかない。
だが、よく考えてもみるんだ俺。あいつらは前から俺と遊ぶ約束をしていたんだぞ。しかも今だって、早く行こうぜチュー!なんて後ろで目を輝かせながら言ってるんだぞ!
それに対してお嬢はいきなりだ。突然だ。言ってみればアポなしで訪問販売をするのと同じだ。そんな状態ではハッキリ言って断られても仕方が無いじゃないか。
だからお嬢、今回はダメなんだ、許してくれ!と心の中で葛藤している自分がいた…

…らいいなあという全部自分の妄想なんだけどね。

何の迷いも無くお嬢と遊びに行ったというのは言うまでも無いことだな。

颯爽とお嬢の手を引き車に乗り込んだのだが、ここでとんでもないことが起きる。
車の中でとんでもない事…まさか…まさかアレか?あんなハードなことをするのか?なんて期待しているかもしれないが甘い。

アレよりももっととんでもないことが起きた!

車内でどこに遊びに行くかアレコレ話しをしているとそいつは現れた。それは顔である。

何故かこちらの車内を覗き込む清水圭の顔があったのだ。

清水圭って…い、いらねぇ…

そして夢が終わった。記憶が途切れてしまったのだ。
お前!なんつうつまんねえ終わりなんだよくそったれ!と罵声を浴びせられるかもしれないがそれは違う。まったくの逆である。その言葉は私が使う言葉である。むしろ俺が言いたい。

なんでいい雰囲気だったのに最後は清水圭で〆るんだよ!俺の脳みそは!!

まさに俺の魂の叫びの為に用意されたセリフだ。よって君たちが使うことは許されないのだよ。

こんな話をすると、どうせお前寝る前に、夜はムフフの時間であるとか言いながらイヤラシイこと考えてたんだろ!なんて思われるかもしれない。
しかしそれは断じて否定する。冤罪だ。むしろ逆の心境である。
前の日記にも書いたが、私は眠りに着く前に水月のサントラを聞いて心を無にしているのだ。私にとって音楽は心の栄養である。
将来大物になれたら、完全武装の音楽室と家全体にスピーカーでも埋め込もうかな〜なんて思うくらいの音楽好きなのだ。
そんな神聖な音楽の舞台にエロスを持ち込むのなどありえないのだよ。エロスも大好きだが場違いである。空気は読まなくてはならない。
だからこそ、今回の夢にここまで驚いているのである。あぁーすごかった。

まぁ今回の夢を総括すると
・お嬢はいい香りがした
・お嬢が妙に丸く本当にお嬢様みたいな性格だった
・清水圭はいらない

こういうことだ。だが…だが…一番納得いかないのは…

なんでエロいシチュエーションがなかったんだよ!!(血涙)
強敵(とも)との死闘を終え、何とかゴルドまで辿り着くことの出来たお嬢ご一行。久しぶりに熱いバトルをすることができ、大変満足そうである。このテンションのまま、アポロン撃破といきたいところだ。

まずは小手調べ程度にアポロンと接触してみる。するとどうだ。2発で教会送りにされてしまったではないか。お嬢が。
いやいや、あの威力は反則だろ?ドルマゲスより強いぞあいつ?

あまりの衝撃に我を忘れそうになったが、落ち着いていつもの組長様のサイトで調べてみることに。
すると、どうやらアポロンの強さは主人公のレベルに依存しないらしい。つまり主人公のレベルが1だろうが99だろうが変わらない、ということである。…みたいな内容の声が天から聞こえてきた。誰だ今のハ?

とりあえず天からの情報を信じると、それは仲間になった時の絶対的な強さを保障されているということなのだが、同時に敵として戦う時の苦労も保障されているわけである。んなあほな。

とにかく対策を練らねばならない。さっきも述べたが、正面から受け止めていては2発で沈んでしまう。お嬢が。

まずはお決まりのラリホーをかけてみる。すると、いきなり寝た。おいおい、いきなりかよ。こりゃ楽勝だな。
なんて思っていたが次のターンにすぐ目を覚ます。はや!
仕方が無いのでもう一度ラリホーをかけてみたが、今度はピンピンしている。

という流れを延々繰り返してKOされてしまった。お嬢が。

成功率が五分五分の上、すぐに睡眠が解けてしまうので中々ダメージを与えることが出来ない。これでは一向に勝てないので、作戦を切り替えメダパニで錯乱することに。

メダパニもラリホーと同じくらい効いてくれるのだが、あろうことか混乱すると大抵逃げる。脱兎の如く逃げる。

もはやアポロンの逃走率は、お嬢やはぐれメタルクラスの域にまで達しているといってもおかしくはない。

なんだかこっちも意味が無いような気もするが、睡眠が解けて殴り倒されるよりはマシである。たまに発動する金縛りが起きるのを期待してそのままメダパニ大作戦で仕留めることに。そして何度目かの挑戦で、ようやく金縛りにあいビビるアポロン。この時を待っていましたと言わんばかりにテンションを高め、必殺ついんどらぐぉんで撃破。地味に苦戦してしまった。

仲間に加わったアポロンは確かにとんでもない強さであった。
まるで弱小球団に一億円プレイヤーが移籍してきたくらいの衝撃である。

さて、このメンバーで挑んでも良さそうだが、せっかくなのでチーム力の底上げにかかる。次に狙いをつけたのは闇の住人クラークだ。どうやら願いの丘への道にいるらしいが、確かにいた。こんなところにスカモンなんていたんだねえ。

クラークの攻撃力もそこそこだったが、アポロンと熱い拳を重ねてきたお嬢にとっては雑魚同然。何の問題も無く捕獲完了。

これでBランクまでを乗り切る勇士を集めることができた。一応説明しておくと、アポロン、だんきち、クラークという

攻撃力だけに重点を置き、防御など考えずただひたすら特攻するだけ
というまさにお嬢に相応しい采配である。

まずはCランクに挑んだのだが、何というか俗に言う圧勝というやつだろうか。アポロンのあまりの強さに場内騒然となっていた。そりゃーほぼSランクでも通用するほどの実力の持ち主が、Cランクで暴れているのだからしょうがない。どうやらアポロンには慈悲や哀れみなどはないようだ。まるでお嬢ドルマゲスのような奴である。

さて問題のBランクに来たわけだが、やはり手ごわい。特に最初のドラゴンチームで大幅にHPを削られてしまうのが痛い。だが、3戦目まではいけるので突破できないわけではなさそうである。
勝利の鍵は、いかに破壊神がアポロンへバイキルトを唱えてくれるかにかかっている。破壊神のくせに補助が一番重要だなんて笑わせてくれる。しかし、今は破壊神に頼るしかないのも事実。

迎えた12回目、順調にバイキルトをかけていく破壊神のおかげでかなりイイペースで撃破していくアポロン。そしてようやく最後の一匹にトドメをさすことが出来、Bランク制覇である。こちらも残りアポロンだけとかなり苦しい展開だった。死ぬ間際にだんきちがバイキルトを冥土の土産で残してくれなければ勝てなかったかもしれない。が、

結局だんきちのどこが破壊神なのか知る日は来なかった。

無事Bランク制覇ということで、間髪いれずに主力スカモンの捕獲に移った。まずは、エースのハルクをスカウトしよう。

ハルクが目撃されている闇の遺跡に降り立ち、早速ハルク探しへ。すると、道の向こうにガイコツが見えた。お、ハルクはっけーん!と思い意気揚々と近づくが、よく見たらすけさんだった。なんだ、貴様に用は無い!と思っていたがわざわざ撃破するお嬢。
ほんの少し前までチームメイトだったとは思えない容赦の無さである。

崖の反対側に行ってみると、ようやくハルクを見つける。よしよし、今度こそゲットするぞ。

早速ハルクと拳を交えたのだが、攻撃力が尋常じゃない。ワンセットで瀕死に追い込まれてしまう。幸いラリホーが効いたので、眠らせながらこつこつだめーじを蓄積していこうと思いきや、ラリホーが効かず教会送り。ぐおおお

2回戦目。順調にラリホーで操りハイテンションでイオナズンを放つ。…あれ?倒れない?とりあえず次で終わりだろうと思い、イオナズンを放つ。…あれ?倒れない?
そのまま殴り倒される。あれあれ?ぐおおおおお
全滅したまましばらくたつと風の音だけ響いていた。
何ともうまい表現だが切なすぎる。

おまけになぜかハルク戦はお嬢の華麗なステップがみれない。おかげで相手の攻撃をガンガンもらうは眠らされるはで大変だ。
何か補正でもかかっているのだろうか?

今度は万全を期してハイテンション2回で仕留める。
初戦の2回連続ラリホーミスが痛かったが、後は全て眠ってくれた。ハルクには一応有効ということだろうか。

次は天国の千両役者、リー捕獲へ。しかし何故に天国?
ラリホー→イオナズンのコンボで楽勝、かと思いきやきまぐれで放ったメダパニで逃走を図る。
にげた!あ、あのやろう!逃げるのはアポロンだけにしてくれ!

特に打撃が痛いわけでもないので、くすりを使いながらイオナズンを連発。するとどうだ。

天国の千両役者は ベホマをとなえた !

うほ、忘れてた!

気を取り直して今度は眠られせながら、調子に乗ってSHTまでためる。それでも撃破できず、後2発うったところでようやく勝負あり。なんだかんだいって、無駄だらけの戦闘であった。

しかしお嬢のSHT状態、巷では怖いと噂されるが俺は全然平気である。とてもお似合いでございます、お嬢。その鋭い目つきとかね…

これでようやくAランク突破への精鋭を集めることが出来た。Sランクまでは問題なく進みたいものである。

…最近物語の進むスピードが遅い気もするが気にするでない!
その内日記のレベルがお嬢の実レベルに追いついたりしてね。ハハハ。
正直ドラクエ8はノーマークであった。
理由はもちろん前作の7の影響である。ハッキリいって次回作も買っちゃおう、うはは!なんて気分にはとてもなれない出来だったからだ。

だが、私自身はかなりのドラクエ狂だった。6までは。
それから長い年月を経て7が発売され、あまりの出来に愕然とし時の流れも手伝い自分の中のドラクエ魂がかなり風化していたのだ。

当然そんな心境なのだから、待望の8発売!といわれても関心が無かった。今私がゼシカの虜にされているのは、この日記を見ればわかるだろうがこの時はまったく興味が沸いていなかった。一目見ただけで虜になってしまうビジュアルだというのに興味がなかったということは、つまり姿を見てすらいなかったということ。この時の私にとっては、その程度の存在だったのだ。

更に追い風となったのが、私の周りに8を買ったという人間がいなかったというのもある。おかげで感想も聞けないので、どんな出来か知ることも無い。ネットを使えばいくらでも評価を見れたのだろうが、そんな面倒くさいことするほどのことでもなかったのだ。

しかしある日ふとしたきっかけから、ドラクエ8はレベル5が製作したということを耳にする。
私は生粋のレベル5好きである。そんな私にそんな情報が入ってきては気になって仕方が無いではないか。
そして導かれるように私はドラクエ8を手に入れた。

そして…

ウヒョーお嬢サイコー!!

などと叫んでいる今の私が誕生したのだ。

やはりレベル5は私の期待を裏切らなかった。私のストライクゾーンを知り尽くしている出来に酔いしれてしまった。
そしてそのままの勢いでリメイク5も手に入れ、これまた感動した。実に単純な生き物である。

まぁそんな複雑な関係が絡み合い、今ではすっかりドラクエ魂が蘇ってしまった。
ドラクエの詳しい話はまた今度にしておこう。そのほうが世の為というものである。

ツインテール+巨乳=虜
私の思考回路である。実に単純明快な作りで初心者にも優しい設計になっているのだ。

まぁつまり何が言いたいのかというと…

ドラクエ8オモシレエエエエェェェェ!イヤッフウゥゥゥ!
タイトルで悶絶してしまった方、申し訳なかった。ほんの出来心であった。許してもらいたい。

さて、イスカというのもあれだ。確かギルティギアイスカという産物である。
私は昔から、4人で格ゲーができないものかと日々悩み苦悩していた。
大抵の格ゲーというのはタイマンである。そこが格ゲーのおもしろさでもあり魅力でもあるのは言うまでも無い。互いの技術と闘志がぶつかり合い、まさに文字通り生死をかけた死闘となるのだ。
だが、コアな格ゲーユーザーの集まりでもない限り、格ゲーを長時間やるのは難しい。どうしても2人しか参加できないという点と、腕に差があると楽しめないという点が痛い。こういう点で見ると、格ゲーはエンターテイメント性に劣っていると言えるのではないか。
そもそも格ゲーにそういうものを求めることがお門違いだ!というツッコミを受けそうだが、そこは見逃してもらいたい。そんな的を得すぎている意見を言われては、即死である。しにである。

そんな混沌とした世の中に颯爽と現れたのがイスカだ。
何と格ゲーというジャンルにも関わらず、最大4人まで対戦できるのである。これを見た時、私が勝利の雄たけびを上げたのは説明するまでも無いだろう。

こ れ を ま っ て い た !

4人参戦という乱闘染みたスタイルは、ただのゲーム好きが集まってやるには何の不満も無い仕様である。普段なら格ゲーが下手な人間でも、棚ボタラッキーという要素のおかげで頂点を取れたりするのだ。エクセレント!
何より4人という参加可能数のおかげで、指をくわえながら画面を見ているというヒジョウに惨めな思いをする人間も減るということだ。エクスタシィー!

さて、そんなイスカだが必ずといっていいほどお決まりな役を担っている人物が出てくる。
例えば私である。私が参戦するとほぼ99%最後に私が立っている。なんだおまえ、弱いものいじめか!と言われるかもしれない。だが考えてみてくれたまえ。
乱闘という状況の中、私の目の前に背中を向けているキャラがいるとしたらこれ以上Sにとっておいしい条件はないわけである。お互いが殴り殴られの展開を広げている中、悠然とそれらをまとめて叩き潰せる。Sの私にとっては、これをも勝るシチュエーションがあるだろうか?否!あるわけがない!
つまり私が最後に立っているというのは、本能のままに動いた結果だといえよう。

そして忘れては行けないのが、かませ犬お手玉をされる人物である。彼はいつもお手玉されている。いつ見てもボコボコにされている。そして気づけば死んでいるというのが黄金パターンである。
勿論彼も好き好んでやられているわけではない。誰よりも警戒し、誰よりも端っこを陣取ろうと躍起になっている。

しかし

しかし

何故か彼は、いつの間にか中央にいる。
知らないうちに中央に来ている。そして訳の分からないうちにボコボコにされている。

最後は何故か突然死んでいる。

まさに彼のおかげで、我々の場は常に笑いの渦巻きに飲み込まれている。はっきり言って全体を観戦するより、彼一人を見ていたほうが面白い。はるかに面白い。そして見ることが出来るだろう。彼の悲劇の終焉を。

生粋の格ゲーマーには邪道と思われる作品だろう。
しかし、私達のような者どもには笑いを振りまいてくれる足長オジサンなのである。

つまり、結局何が言いたいのかというと…

イスカオモシレエエエェェェ!いやっふぅぅ!
今回の物語は、現在より少し時をさかのぼったストーリーです。
大体どの辺りかというと

もはや人間としての耐久力の臨界点ぎりぎりまで粘りに粘っていた最終局面、あと一撃でようやく今までの長い悪夢から開放され、今日の日記の内容でものんびり考えられるかな〜なんて思ってた矢先に、今まで一度もなかった先手を取られるという悪質極まりない嫌がらせをされ、更におたけびなる暴挙にうつり成功させるという極悪非道な手段によって戦意を根こそぎ削り落とされた後の話です。

さてさて、ドルマゲスに痛い痛い敗退をして茫然自失になりかけていたお嬢ご一行。

ふと将来について考えていたのだが、このままドルマゲスを倒すと次は問題のお嬢離脱期間である。離脱するだけならまだいいが、最後にはお嬢と拳を重ねなければいけないというデザート付きである。
このまま何も考えずに行くと、3人での低レベル撃破というイカを醤油無しで食べたような何ともいえない後味の終わり方になってしまう。

事の重大さに気づいた私は、お嬢達をひとまず小休止させ一人策を練ることにした。
そして、そこにスカモンで撃破という醤油と3人全裸で逃走という山葵を手に入れることができたのである。すぱいしー。
そうと決まればお嬢が蒸発してしまう前に、戦力を集めておかなければならない。早速バトルロード制覇へ向けて動き出した。

まずは主力となるBクラスのスカモンを出現させるために、モリーの実家(多分)へ向かうことにした。そしてそこである驚愕の真実に気づいた。

モリーに話しかけてすらいなかったようである。

少々隙を突かれてしまったが、ドルマゲスに非道の限りを尽くされた俺にとっては何らダメージは無い。無問題である。
モリーに手配されたスカモン達を、さくさくモリーのところを連行していくお嬢。さすがチャゴスを縄で縛ってでも連れて行こうとしただけのことはある。
手つきがもはや素人ではない。

バトルロード参加を認められたお嬢。早速チーム名を決めようと思ったが、ハイセンスなネーミングが思いつかない。一向に思いつくことができなかったので、適当にうまのふんと名付けた。理由はとくに無い。インスピレーションである。

まずはトラペッタの暴れん坊、絶対王者ドランゴを捕獲しようかな。万能薬を腰に携え、意気揚々とドランゴの元へ飛び立つ。

いかにもあれが効きそうな出で立ちだったので、「ラリホー」と囁いてみた。すると案の定、絶対王者は高いびきである。後は寝ている子を起こさないように控えめにテンションを高め、絶対成仏という異名を持つ双竜打ちでK.O。
早速仲間に加わったドランゴだが、ステータスが異様に低い。どれくらい低いかというとハルクとアポロンを足して7.6で割ったくらい低い。
思わぬパチモンの登場により、とてもひどい憤りを感じるお嬢。主人公が引きこもっているのが原因、と何故か思いつく。何故かは分からないが思いついた。
まぁギリギリ一期生よりはほんのり強かったので採用することに。躊躇することなくスライムをトラペッタに飛ばす。お前はあそこへ転勤だ!

次は全知全能の神と称されている破壊神だんきちをスカウトすることに。
こいつもまた例の如くあれが効きそうな雰囲気を漂わせているので、「ラリホー」と呟く。すると呟いただけにも関わらず、あっという間に夢の中である。
そのまま密かにテンションを盛り上げ、夢見心地のままムチの嵐で終了である。結局こいつの何が破壊神なのか思い知らされることは無かった。
またまた例の如くパラは低下しているが、こちらは許容範囲だろうか。戦力にはなってくれそうだな。

最後はやっぱりあいつである。風の噂では昔、水戸黄門とかいうお偉いさんの側近として活躍していたとか。名前は〜確か…かくさん?
かくさんが潜んでいるという嫌な嫌な闇の遺跡周辺を探すことに。するとがいこつのような、というかがいこつがこっちに向かってくる。
名前を見ると…すけさん?あれ、すけさんか。人間の記憶などまったく当てにならないものだ。

コイツも多少攻撃力が高いものの、見た目HPが低そうなので補助なしでテンションをあげていくことに。相手の攻撃を受けても怯まずに溜め続けているお嬢。ってか相手の攻撃を受けながら溜めるなんて荒業、魔法使いの領域じゃねえ。
正直戦利品に紋所があるんじゃないかと期待したが無かった。
残念だったねーとお嬢にふるがネタが分からない様子。
ジェネレーションギャップを感じた。

さて、一通りの戦力は揃った。当面の目標はDランク制覇後アポロンの勧誘、ということにする。Dランク制覇の為、お嬢一行はモリーの愛の巣《多分》へ向かうのであった。

ここからはDランクまでの流れを語りたいところなのだが、何せ敵も弱けりゃ味方も弱いだけに見せ場も無い。ただ一つ思ったことは、

ドランゴが火炎を吐いてくれてこれほど嬉しかったことは今までなかった

まぁ理由は言わなくても察してもらえると思うけどね。ハハハ。

無事Dランクを制覇することができ、いよいよアポロンなどの戦力が補給できる時期が来た。まさに世はドラフト戦国時代の始まりである。(誇張)
とりあえずアポロンが目撃されているゴルドへ駆けつけることに。しかしキメラの翼では行けないようだ。まだ登録していなかったとは迂闊だった。
久しぶりの船旅になったのだが、ここで思いもよらぬ強敵と出会う。皆はこう話すと大抵烏賊の姿を想像するだろう。だが、それは甘い!
今回の強敵はこの方、『デ ス セ イ レ ン』である。

確かに彼女の攻撃自体は大して強くない。はっきり言って雑魚である。だが、彼女にはファイナルウエポンとして『さそう踊り』があるのだ。
さそうおどりかよ、と呆れてしまう人もいるかもしれない。だが、それは甘い!大甘である!沖縄名物ちんすこうより甘い!

彼女のさそうおどりだけは、『だけは』何故かお嬢が9割方つられて踊ってしまうのだ!

さそうおどりは計21回踊られたわけなのだが、その内19回もつられているのだ。

じゃあお嬢がそういうスタン系に効きやすい体質なんだなと思うかもしれないが、それも違うのだ。むしろ逆である。今まで数々のスタン系をもろともせず勝ち進んできたのがお嬢である。
サタンのステテコダンスに動じることは無く、パペット小僧の笑えるストーリーにも冷徹な笑みを浮かべ、おどる宝石のさそうおどりにいたっては何事も無かったかのように攻撃を繰り出していたのである。
そんな鋼の心臓を持っているかのようなお嬢が19回もさそわれてしまったのだ。これはもはやあれしか考えられない…きっとそうに違いない…

おっぱいつながりか?そうなのか?

きっとおっぱい星人にしか分かりえない何かがあったに違いない。むしろそう思いたい。ドラクエにもとうとう空前のおっぱいブームが巻き起こっているのだな。今思えばハッ○ンがパフパフを使えた時点で今日の光景は予想できていたものなのかもしれない。

ふむ…こんなにスペースを使ってしまったわけだが。普通のプレイヤーなら何の変哲も無い思い出にも残らないはずのデスセイレンでここまで語れてしまうのだから、私がどれくらい衝撃を受けたかは感じ取れてもらえたはずである。我ながらあほくさいネタを拾ってしまったものだと感心してならない出来事であった。

というか最後のネタがこんな〆でいいのか(笑)
意気消沈、あるいは戦意喪失とも呼べる状態で見事ドルマゲスを撃破したお嬢。数々の猛攻を耐え忍び、華麗な動きでドルマゲスに攻撃を加えながら闘っていたお嬢の姿はまさに闘いの女神のようであった。すごいぞお嬢、かっこいいぞお嬢。
                    ――以上棒読み――

宿敵でもあったドルマゲスを討ち取り、歓喜の声を上げるお嬢ご一行。棺桶の中で息を潜めていた主人公達もここぞとばかりに起き上がり、勝利への感動をかみしめている。
しかし少々ヒートアップしすぎたのか、ヤンガスが「アッシたちはついにドルマゲスを倒した」なんて狂言を言い出す。おいおい、いったい君はどこのドルマゲスと闘ってきたんだ?
ククールも俺達がやり遂げたなどと言い始め見ていられない。棺桶の中は相当なパラダイスのようである。

そんな時おっさんが急ぎ足で駆け寄ってきた。しかし、どこをどう見てもいつもの魔物スタイルである。ヤンガス達はドルマゲスを倒したと言っているがおっさんはそれを信じようとしない。
まったくだ、ヤンガス達がいつどこでドルマゲスを倒したのか俺も聞きたいところだ。
呪いが解けずにうなだれるおっさんだったが、とりあえずは宿屋に戻ることに。正直かなりお疲れの様子なので早速宿屋へ直行するご一行。お嬢が不穏な動きをしているのも露知らず…

翌朝、ヤンガスに叩き起こされてしまう。話によるとお嬢が行方不明になってしまったとのこと。なーんだ、お嬢がいなくなっただけか。

…ん?お嬢がいなくなった?

お、お嬢が行方不明になったってェエェ!?

なんてことだ…お嬢一人旅と題してここまで来たのに、肝心の主役がいなくてどうする!?この旅もこんな結末で終わってしまうのか…そんな中途半端というか後味悪いというか…。
そりゃー確かにちょっとだけつらい旅だったかもしれないよ?

か弱い女の子一人に棺桶を全部押し付けたり〜本来は4人で力をあわせるところを全部一人で乗り切らせたり〜一人で何とか撃破してきたのに、まるでみんなで力をあわせて倒した!みたいなことを仲間が言ったり〜…

ふむ…割と逃げたくなるような要素ばかりだ。

だからといって戦線離脱されてはお話にならないので、探すしかないよなぁ。しかし、今残っているのはまったく育ててもいない雑魚ばかり。おまけにお嬢一人旅なのだから、鍛えてしまうの気が引けてしまう。
うーん…うーん…。更に何でかわからないけど、何でかわからないけどお嬢と闘うような予感がする。何故かはわからないが。
そうなってくると、このメンツじゃとても相手にならないぞ…。さてさてどうするかな…・・・・・

では、ここでキャラを変えてここからのイベントをどう乗り切るかを説明いたします。

これからしばらくハワードイベントをこなしていくにあたり、いくつかの前提を提示しておきます。

『ライドンの塔〜呪われしゼシカ対決前』

まずは主人公達のレベルを紹介しておきます。

主人公…7 ヤンガス…7 ククール…11

ここまでは全て主人公達のみで切り抜けていきます。
しかしただ攻略していっただけでは面白みに欠けるので、いくつかの制約でも付けたいと思います。

1−攻撃&特技の使用禁止 2−アイテムの装備及び使用禁止

攻撃は2との相乗効果によりあってない無いような制約です。
呪文は回復魔法が使えてしまうのではないかと思われますが、心配無用です。
敵の攻撃を受ければ、ほぼ確実に棺桶送りとなります。
特技を禁止にしたのはスカモンで楽に雑魚戦を終わらせることができてしまう、という難易度による問題と、スカモンを集め育ててきたのはストーリー上ゼシカ(=オーナー)だけとなりますので、それ以外の者に呼ばれて来るというのは釈然としないという演出上の理由からです。

2の制約については、もちろん難易度を高める目的とゼシカが全てのアイテム及びゴールドの管理をしていたのでそれらも全て持っていかないのはおかしい、というこれまた演出上の目的からです。
こういう理由付けをすることでプレイに対してのモチベーションが変わっていくのです。私の場合は。
ゲームが決めたご都合主義に真っ向から対立しますよ!

これらにより主人公達は、目的を達成するまで全て逃走し続けなければいけません。100%運頼みとなりますのでワクワクしてきますね!最近こんなのばっかだよ。

『呪われしゼシカ戦』
ここでは今まで集めたスカウトモンスター達で攻略していきます。
さて、何故スカウトモンスターで攻略するのかいくつか補足したいと思います。

『ありきたりな攻略は好ましくない』
真っ先に思いついたのが、3人による低レベル撃破です。
しかしこんな方法はまったく珍しくありません。恐らく何人もの方が既に経験、観覧しているでしょう。
珍しくないということは面白みも欠けるということ。それではどんな縛りをつければ、よりエンターテイメント性が増すのか考えていましたが逆に3人以外のもので攻略はできないものか?と思いました。そこで白羽の矢が立ったのがスカウトモンスターです。
スカウトモンスターで呪われしゼシカを攻略するというのは、私自身は見たことが無かったのでこれを却下する理由はありませんでした。

『スカモンのほうが主人公達より関係が深い』
今回のやりこみでは、他にもいくつか決めておいたラインがあります。

・おいろけは必ず100まで上げる
・サブイベントも全て制覇する

これには勿論バトルロードも含まれます。バトルロードでオーナーとしてゼシカが頂点を目指そうとすれば、当然スカモン達はゼシカがマスターだと思うはずです。そんなお世話になっているオーナーの危機となれば、きっと救出に向かってくるくらいの絆が存在するのでは?
それに四六時中棺桶に入っている主人公達より、スカモン達のほうが多く接しているのは一目瞭然です。だからこそ今回の攻略にスカモンは最適であると判断しました。

難易度、奇抜性、演出、ストーリーなどを考慮して、今回の企画に至りました。

ただのやりこみはたくさんあります。そこにどれだけエンターテイメント性を詰めこめられるからが私のポリシーなんです。

ところでいきなりスカモンスカモンと連呼しましたが、ドルマゲス戦を終える前にしっかりとバトルロードイベントはこなしておきましたので無問題です。

今回はこんなところで〆ましょうかね。どうやって理由付けをするか考えるので疲れちゃいましたから(笑)
激闘の末、とうとうドルマゲスを撃破することができたお嬢。
勝利の余韻に浸ろうとしていた時、ドルマゲスがいわゆる本気モードになってしまった。くそ、やっぱりそういうオチが用意されていたか!まぁ万能薬も半分くらいは残っているからこの勢いで粉砕したいところである。さぁ、かかってこいや!…と思ったら主人公まで復活しているじゃないか。あたかも一緒に闘っていたような顔はやめなさい。

いつもと変わらぬペースで主人公を葬り、ようやくバトル開始である。敵は分身こそしてこないものの、完全二回行動になっている。しかし、相変わらず打撃系に呪文まで使ってくる始末。なーんだ、余裕じゃんか!お嬢、この学習していないお馬鹿さんをちゃちゃっと片付けちゃいなさい。

所 持 金 半 分 に な っ て 再 開

…ん?何故か負けた。まー万能薬も半分だったし主人公も生きてたから負けたんだろうな。気を取り直して討伐しに行くか。

所 持 金 半 分 に な っ て 再 開

…ん?何故か負けた。まードル倒したのもあって気が緩んでたしあくびしながら戦ったから負けたんだろうな。気を取り直して討伐しに行くか。

所 持 金 半 分 に な っ て 再 開

…ふむ。ここまで来ると冗談では流せなくなるな。物理攻撃や呪文は全然対処できるから平気だ。だけど防げない攻撃が意外に厄介なものばかりだ。羽攻撃はどうも装備では軽減できないようなので固定ダメージか。おまけに回避不能でムチよりも性質が悪い。激しい炎も装備で軽減できるとはいえ、コンスタントに当てられるのがイヤラシイ。
しかし、一番厄介なのはおたけびといてつく波動だ。この二つのおかげでこちらの攻撃するテンポが極端に落ちてしまう。

第二ドルマゲスはHPが豊富にあるため、単発でイオナズンを撃っていくとMPが足りなくなってしまう。そこである程度テンションを高めるのだが、もちろん相手も黙ってみているだけではない。2回行動からの怒涛の攻撃を耐えるために、万能薬をどうしても間で使ってしまう。
もちろん相手が呪文や回避可能な攻撃ばかりなら苦労はしないのだが、そううまくもいかない。物理攻撃さえも100%回避できるわけではないので、2連続でもらってしまうことも。
不測の事態に備えてHP調整を怠るわけにもいかなく、テンション溜めのペースが落ちてしまい、そこにうまいことおたけびやいてつく波動を重ねられるという流れで負けてしまうのだ。

マホカンタさえあれば楽勝だなと自負していたところにこんな現実を見せ付けられ、少々凹んでしまう。やはり新しい作戦というのは色々と粗が出てくるなぁ。お嬢はお嬢でスライムにやり場の無い怒りをぶつけている。変わり果てたスライムを見ると、どっちが魔物か分からなくなる。今なら確実にお嬢が魔物として退治されるだろう。何か赤いし目怖いし。

テンション爆発のイオナズンを放っているお嬢を見ていると、やっぱりこれしか方法はないなぁと実感する。短期決戦を目指すなら今のところ最大火力のイオナズンにかけるしかないんだよな。
正直レベルを上げてしまえば早いのだが、勝てる見込みはあるのでこのままで撃破したいのが人情である。つまり最後は運と。そういうことだ。運は最凶だ、ウンハサイキョウダ!
もはや運命すらも運に委ねてしまったお嬢ご一行は、運に命を左右されながら何度も特攻していったのである。

何かスマートじゃなくて申し訳ない。しかししょうがないのである。現状維持で撃破するには、もはや運に頼るしかないのだ。打てる手は全てうった。後は運が調整をしてくれるしかないんだよおぉ!お嬢、当たって砕けるぞ!


……

そして運命の時。何回目の挑戦かは覚えていない。軽く10年くらい年をとった気分である。すまん、嘘だ。お嬢は初々しいままである。
今回も相変わらず一進一退の攻防を繰り広げている。しかし今までとは違い、おたけび等はまったく効いていない。相手も度重なる戦闘により、喉が枯れてしまったのだろう。もしくは口内炎になっているとか。とりあえず理由などどうでもいいが未だ効いていない。万能薬もジリジリ減っていき、後が無い状況になってしまったが、とうとう最後の一歩まで追い詰めた。テンションも50まで溜めた。後はイオナズンと叫ぶだけで相手は砕け散るのだ。さぁお嬢!高々と叫ぶんだ!

         イ オ ナ ズ ン!!!

ドルマゲスは おたけびを あげた!

ゼシカは ショックを うけた!

…ん?なんだ?

ゼシカは 『ショックを』 うけた!

ちゅどーん

『………』

あのー…なんていうか、今まで先行できるチャンスなんていっぱいありましたよね、ドルマゲスさん?なのになんでわざわざ最後の、しかもトドメのターンで先行するんですか??おまけにおたけびですか?極めつけは効いてしまいますか?死んでしまいますか?お金は銀行に預けましたか?

帰ったらアカンかなぁ…(泣)

まー結局何度目かで倒せたんですけどー。なんていうかーもう意気消沈状態で倒したせいかー控えめに喜んだっていうかー。あの時倒したかった(泣)
戦闘データまとめるとそれなりに燃える展開だったのがわかったんですけど、当時はそんな気になれなかったですね(笑)

最後にこんなドルマゲスは嫌だ

・なんか羽ばっか飛ばしてくる
・いつも高笑いだ
・痛恨を標準装備している
・先祖がチャモロだ
・子孫もチャモロだ

そして何より

おたけびを最後の最後で当ててくるドルマゲスは大嫌いだ

ハッハー
vs ドルマゲス第二形態

『特徴』
本攻略屈指の強敵です。心してかかりましょう。
攻撃手段は通常攻撃、激しい炎、羽攻撃、超高速連打、おたけび、いてつく波動、マヒャド、ベギラゴン、となります。
このドルマゲスも例の如くローテーションが存在します。詳しい内容は、組長様管理の元ドラクエ8調査報告書で確認ください。

常に2回行動。耐性はイオについては無いと思われます。他の攻撃呪文は多少軽減されている模様です。補助はルカニ系以外は遮断しますのでご注意を。

攻撃パターンに関しては、通常攻撃を2回連続で使用することを確認しましたが、他はそれぞれ1回のみだと思います。

『対策』
まずは各個別の攻撃に対しての対処法を考えてみましょう。

  通常攻撃→守備力増加、回避可能
 超高速連打→守備力増加、回避可能
   羽攻撃→固定ダメージ、回避不可
  激しい炎→耐性増加、回避不可
    呪文→マホカンタ、耐性増加
  おたけび→祈る
いてつく波動→諦める

ダメージの中で一番始末が悪いのが回避不能技です。
おまけに、この2つは一連のローテーションの中に含まれてもいるので、かなりHPを削られてしまいます。トドメにいてつく波動まで組まれており、このパターンに何度も入られると勝率が著しく低下してしまいます。

今回の鍵は、如何にこのパターンに当たらずテンションを溜められるかにかかっております。さすがにこればかりはプレイヤーがどうにかできる範囲ではありませんので、何度もはまってしまったら運が無かったと割り切るしかありません。そうしないと精神衛生上良くありませんので。

またマホカンタは必須です。相手に与えるダメージは耐性が影響しあまり期待できませんが、ゼシカが無傷でやりすごせるということが重要です。波動などを撃たれると張り直さなければいけませんが、その手間を差し引いても十分な恩恵をもらえます。

こちらの攻撃手段としては、イオナズンで安定です。双竜打ちもありますが、ダメージはさほど変わりませんし何より回避能力が低下してしまいます。ムチを持つ事でアイテム欄も消費してしまいますので、踏んだり蹴ったりです。
使用タイミングとしては50まで溜めて撃つのがベストかと思います。消されてしまうのが怖い方は20でも構わないと思いますが、長引けば長引くほど勝率が下がっていくことを忘れずに。

最後に装備品についてですが、取れる余裕があるのならドラゴンローブを取得することをお勧めします。炎を軽減できるというのはかなり大きな力となってくれます。
私もこの後のストーリー上、バトルロード制覇を目指していましたので取得しておりました。ただ、この主人公のレベルでは制覇するのはドルマゲス討伐並に苦労しますのであしからず(笑)
また、今回はアクセサリーをはずしております。HP30より回復アイテムのほうが役立つと判断したからです。この辺りは各個人で判断してもらいたいと思います。

ここまで長々と書きましたが、結局のところこのレベルで勝つには運が大きく関わってきます。低レベルを目指しているのであれば、寛大な心で挑んでもらいたいです。ただ一人クリアさえできれば良いのであれば、レベル上げをすることを強くお勧めします。

それでは、勝利を向かえた戦闘データをご覧ください。

ステータスは前回と変わらず。命のブレスレットを外し、万能薬を加えたという変更点だけあります。

ゼ:マホカンタ 満タン
ド:おたけび 成功 攻撃 69D

ゼ:ひるみ H183
ド:攻撃 ミス おたけび 成功

ゼ:ひるみ
ド:ベギラゴン反射 56D いてつく波動

ゼ:マホカンタ H183
ド:攻撃 66D 攻撃66D

ゼ:万能薬 H51
ド:攻撃 ミス 攻撃 67D

ゼ:ためる H185
ド:マヒャド反射 37D 攻撃 ミス

ゼ:ためる×2 H185
ド:ベギラゴン反射 62D 連打 22D

ゼ:ためる×3 H163
ド:おたけび 失敗 攻撃 ミス

ゼ:イオナズン 607D H163
ド:マヒャド反射 37D 羽 88D

ゼ:防御 H65
ド:攻撃 ミス 炎 36D

ゼ:万能薬 H252
ド:いてつく波動 攻撃 66D

ゼ:マホカンタ H186
ド:攻撃 ミス マヒャド反射 38D

ゼ:ためる H186
ド:羽 59D 攻撃 67D

ゼ:イオナズン 193D H60
ド:炎 58D いてつく波動

ゼ:万能薬 H252
ド:攻撃 ミス 攻撃 ミス

ゼ:マホカンタ HP252
ド:羽 57D 攻撃 ミス

ゼ:イオナズン 105D HP195
ド:炎 60D いてつく波動

ゼ:マホカンタ HP135
ド:攻撃 70D 攻撃 ミス

ゼ:万能薬 HP252
ド:羽 85D 攻撃 ミス

ゼ:防御 HP167
ド:炎 33D いてつく波動

ゼ:マホカンタ HP134
ド:攻撃 ミス 攻撃 68D

ゼ:万能薬 HP252
ド:ベギラゴン反射 56D 連打 45D

ゼ:ためる HP207
ド:マヒャド反射 38D 攻撃 ミス

ゼ:ためる×2 HP207
ド:羽 76D 連打89D

ゼ:万能薬 HP252
ド:攻撃 ミス おたけび 失敗

ゼ:ためる×3 HP252
ド:攻撃 65D おたけび ミス

ゼ:SHT(笑) HP187
ド:攻撃 51D おたけび ミス

ゼ:イオナズン 819D HP136
ド:攻撃 ミス マヒャド反射 32D

ゼ:ためる HP136
ド:ベギラゴン反射 61D 連打 ミス

ゼ:ためる×2 HP136
ド:攻撃 ミス 攻撃 ミス

ゼ:ためる×3 HP136
ド:マヒャド反射 31D おたけび ミス

ゼ:マホカンタ HP136
ド:攻撃 ミス 攻撃 ミス

ゼ:イオナズン 613D HP136 撃破!!

長々とお疲れ様です。詳しい戦闘データは、まとめサイトに載せますのでよろしくお願いいたします。

最後にこちらがいつもお世話になってるデータサイトとなります。組長様、有意義なデータ、ありがとうございます。

ドラクエ8調査報告書
http://www.kurumi.sakura.ne.jp/~kumicyou/dq8/index.html
淡い期待を胸に再びドルマゲス戦まで攻略していくお嬢。
しかしこれがまた面倒くさい。船入手後からなんて一番面倒だななんて思ってた期間ではないか。拷問だこれは…。自業自得なのだから文句は言えないがやっぱり言いたくなるよなぁ…。

あーぁあーやっぱりあの時ちゃんと格闘に振っておけばよかった!マダンテなんかよりやっぱりおいろけだよな〜なんてあほな事考えるんじゃなかったわぁーー!

ぶつくさ愚痴垂れながらも何とか闇の遺跡突入まで到着。さて、ここからはまたはぐれメタルと愛の鬼ごっこをしなければいけないのか。やり直しただけでもゲッソリテンションが無くなっているというのに、今度は鬼ごっこである。ただでさえ無いテンションがゴッソリ無くなってしまいそうだ。正直この単調作業を熱く語るのは無理に近いので、さくさく省略である。誰が何と言おうと省略である。

身も心も削り落とした鬼ごっこのおかげで、ようやくレベルも32まで復帰。やっとここまでこれた…これでまったく効果が無かったらドルマゲス退治なんかやめて世界旅行でもしようかな。
イカンイカン、やる前からネガティブになっていてはお嬢に喝を入れられてしまう。ここまでの苦労とストレスをドルマゲスへぶつける為に鬼神の如く遺跡へと進行していった。

かなり長い間をおいて再びドルマゲスと対峙することになった。よし、お嬢!今までの血と汗と時間とストレスの塊をぶつけてやるんだ!今のお嬢ならザキだって怖くないはずだ!

今回のお嬢はスキルの特性を生かすため、必然的に武器は装備できない。ということはつまり魔法で闘うということになる。
…魔法がメイン?魔法…が…メイン…か?なんという偶然だ。奇しくも最大の宿敵と戦う為にお嬢本来の魔法使いとしてのスタイルで迎え撃つことになるとは。これは何か運命的なものを感じてならない。ごめん、お嬢!今まで散々体育会系魔法使いなんて呼んでいて!君はやっぱり生粋の魔法使いだったよ!

そして、とうとう始まったリベンジマッチ。注目の$の攻撃だが…果たして勝利の女神はどっちの味方になってくれるのか…

・・・・・・・避けた!
すごい勢いで回避するぞ!攻撃もガレキ攻撃もかまいたちもしんくうはもムチも!あ…ムチは回避してないや。だが、そんな些細なことも今のお嬢には無問題。まったくののーぷろぶれむと言うわけだ。すごいぞお嬢!かっこいいぞお嬢!

これで防御面はかなり安定した。次は攻撃となるのだが、幸い$は呪文耐性があまりないようだ。メラもイオもがっつり効いてくれている。そうなると今現在使える呪文ではメラミが有効かと思ったが、何とあと1レベル上げるだけでイオナズンを覚えてくれるじゃないか!何から何までついてるなチクショウ!

そうと決まれば膳は急げである。早速はぐれメタルを追い掛け回す。もう未だかつてないテンションで追い掛けまわす。あまりの興奮に、思わず逃げるを選択してしまったこともあったが今の御仏モードの俺とお嬢はまったく動揺しない。あれよあれよと33まで上がり、イオナズン取得である。これで全て整った。後はアイツを仕留めるだけ、それしか残っていない。

三度ドルマゲスと対峙するお嬢。しかし、お嬢からは今までとは明らかに違うオーラが漂っている。今まで漂っていたオーラと言えばピンクのおいろけオーラばかりだったが今は違う。完全なる魔法使いとしての気高きオーラが放たれている。これは決して誇張ではない!目の錯覚でもないはずだ!一切脚色の無い表現である!

戦いの火蓋は切って落とされた。以前はお嬢を苦しめていた$の攻撃は虚しく空を切るだけ。相対するお嬢は逆襲の狼煙となるテンション溜め。$も起死回生のガレキ攻撃を放つが、願いも虚しく虚空へ雲散霧消である。その隙を突き、お嬢が一撃必殺のイオナズンで応酬!$の分身は脆くも崩れ去った。ふん、分身風情がお嬢に勝てるとでも思ったか!
分身の堕ちたドルマゲスの息の根を止めることなど容易い事だ。強制睡眠だけは防ぎきれないが、今のお嬢に瞳を光らせるのなどできまい!気迫が違うのだよ、気迫が!懇親の願いを込めたイオナズンで、ドルマゲスは遂に地に伏した。

お嬢、よ く や っ た !
ドルマゲス戦の全記録となります。

レベル:33       Eみかわしの服
ちから:83       Eホワイトシールド
すばやさ:127     Eしあわせのぼうし
みのまもり:56     E命のブレスレット
かしこさ:181      万能薬×8
こうげき力:103
しゅび力:145 
さいだいHP:282
さいだいMP:246

短剣スキル:0
ムチスキル:23
 杖スキル:21
格闘スキル:53
 おいろけ:64

vs ドルマゲス

ゼ:ためる
ドA:分身 ガレキ 2回ミス

ゼ:ためる
A:真空波 ミス
ドB:攻撃 ミス
ドC:攻撃 51D

ゼ:ためる
A:笑い 攻撃 ミス
B:攻撃 ミス
C:攻撃 ミス

C:攻撃 ミス
ゼ:イオナズン 平均607D B撃破
A:ムチ 41D
B:撃沈

ゼ:イオナズン 平均108D C撃破
A:ベホマラー ガレキ 計72D
C:撃沈

ゼ:万能くすり
A:いてつく波動

ゼ:ためる
A:ムチ 44D 攻撃 ミス

ゼ:イオナズン 198D
A:攻撃 ミス

ゼ:ためる
A:ムチ 41D ベホマラー 92回復

ゼ:ためる
A:ガレキ 2回ミス

ゼ:イオナズン 339D
A:いてつく波動 真空波 ミス

ゼ:ためる
A:攻撃 ミス

ゼ:ためる
A:攻撃 ミス ムチ34

ゼ:ためる
A:ベホマラー 90回復

ゼ:イオナズン 562D
A:ガレキ 計148D いてつく波動

ゼ:万能薬
A:ムチ 43D

ゼ:ためる
A:笑い 攻撃 ミス

ゼ;ためる
A:ムチ 49D 

ゼ イオナズン 355D
A:ベホマラー 88回復 がれき 計72D

ゼ:万能薬
A:いてつく波動

ゼ:ためる
A:真空波 42D 攻撃 ミス

ゼ:イオナズン 193D ドルマゲス撃破!!!
このゲームの魅力の一つだと思うのが音楽である。水月に出てくる音楽はどれもこの世界ととてもマッチしている素晴らしいものばかりではないだろうか。
水月はとても奥の深いシナリオである。そして非常に不思議な世界だ。その不思議な世界をより一層イメージさせやすくし、水月の世界にのめり込ませているのも、偏にこの音楽のおかげだと思う。このゲームが肌にあった人は、一度はこの音楽達に心打たれたことがあるのではないだろうか?和風テイストな曲調とリズムが癒しとなり、私の大事なヒーリングアイテムとなっています。

このサントラにはアレンジバージョンも収録されているのだが、それも非常に良い出来だと思う。オリジナルの雰囲気を壊さず、アレンジ独特の良さを取り入れた素晴らしい作品となっている。

音楽を聴くだけで水月の世界を思い描ける。そんな人であればこのサントラは是非購入して欲しい。心打たれた方であれば、きっと後悔はしないはずだ。

ちなみに私のお勧めは告白である。イントロから中盤にかけては私の中では最高峰の出来だと感じる。そしてアレンジバージョンではそのイントロから中盤にかけて非常に力が入っている作品となっているので、尚うれしい限りである。

心に染みる素晴らしい音色たちをどうぞあなたも。
闇の遺跡 レベル27着

まるで剣士像の洞窟にいるような気分だ。あっちを見てもこっちを見てもアンデットだらけ。おまけにモンスターのレベルも確実に上がっている。ちょっと気を抜くだけで教会送りである。あぁ、世界の中心で叫びたい。

呪いと奇襲だけは勘弁してくれ!っと。

ミイラ男&マミー&ブラッドの大群と出会うとこの世の終わりを見ているようで恐ろしい。マジで。緊張度で言うとメタルキング2体に会ったときと同じくらい緊張するから悲しい。
はっきり言ってこのレベルでは、進むことはおろか雑魚戦をこなすのもいっぱいいっぱいな感じでダメだ。逃走も全然安定しないので、とりあえずトロデーン城ではぐれメタルと鬼ごっこをしたほうが賢明のようだ。ドルマゲスに引導を渡す前に、こちらが絶命してばかりいてはお笑い草である。
棺桶の中の人たちは楽だねぇ、なんてことを呟きながらトロデーン城へと翼を広げた。

闇の遺跡 レベル32着
はぐれメタルと鬼ごっこで愛を深めた結果レベルは5上昇。かなり猛烈なストーキング状態だったので、心身ともに疲れている。しばらくは求愛活動したくないなぁ…。
さて、さすがにここまでくると気づけば全滅、なんてことはあまりなくなった。逃走も100%成功するようになったので、かなりサクサクと進めるように。うーん、愛の力は偉大だな。
やっぱり最後は愛が勝つんだなっと一人納得しながら、お嬢は最後の扉に手をかけた。

雑魚戦攻略 〜闇の遺跡〜

『ブラッドマミー』
もちろん呪いが危険です。1ターンで仕留めるのはかなり難しいので、体力に余裕があるとき以外は逃げたほうが良いでしょう。
ラリメダは五分五分くらいの成功率なので、お好きなように。

『ソードファントム』
高い攻撃力が脅威。油断するとあっという間に棺桶行きとなりますので、注意が必要です。補助系はほとんど効きませんが、イオ耐性は緩いのでイオラで退場していただきましょう。

『しにがみきぞく』
単体の強さでは遺跡の中でもトップクラス。おまけに集団で現れることが多いので、かなり危険な存在です。レベルが低いうちは避けたほうが無難でしょう。
どうしても倒す場合は、補助系で少しでも攻撃の手を緩めさせてから掃除しましょう。

『なぞのしんかん』
ベギラゴンと恐怖の呪いの玉を使います。マホカンタを張るとベギラゴンを使用しなくなりますので注意を。補助系も効かないので、できるなら相手にしないほうがよい。

『トロル』
痛恨の一撃タイプです。到着時当初のレベルだと、一気に葬られますのでレベルを上げずに戦うのは危険です。HPもかなり高めなので、必要がないときは逃げましょう。

その扉の向こうには敵意の矛先であるアイツがいた。
どうやらかなり体力を消耗しているらしく、弱っている様子だ。この好機を逃すわけにはいかない。例え仲間が全員棺桶に引きこもっていようともお嬢の闘志に影響はない。一人でドルマゲスと闘う、その為に生き抜いてきたのだから。途中変な奴がパーティーに加わっていたかもしれないが、今はもう記憶の彼方だ。全ての事情に決着をつけるため、お嬢は静かにムチを構えた。

初戦32でドル挑む。

ち:74     Eドラゴンテイル
す:110    Eみかわしの服
み:49     Eホワイトシールド
か:171    Eしあわせのぼうし
こ:131    E命のブレスレット
し:138
HP:256
MP:233

ムチ:23
杖:21
格闘:8
おいろけ:87

結果 惨敗
お嬢の必死な抗戦も虚しく敗れてしまう。分身を追い詰めるのが精一杯の一戦であった。敗因も数多くあるので、ひとまずは川沿いの教会で作戦の練り直しだ。

まずは先ほどの戦闘で取れたデータを検証してみよう。

回復ペースは平均で2ターンに一度
ドルマゲスAの攻撃は約65D
ガレキ攻撃は約140D
ムチ攻撃は約40D
ドルマゲスBCの攻撃は約54D
双竜打ち単発で100D前後
テンション50乗せ双竜打ちでBCに与えるDは542前後

これだけで見れば正攻法ではとても勝てそうにない。
まだまだ詰められる所はあったので、やれることは全て実行することにした。作戦はそれからだ。今まで入手していなかったアイテムを全て回収。ドーピングも全て施した。これで今できることは全て完了である。

道中、おっさんから

そんなレベルでドルマゲスに挑もうとしている
お前達はある意味勇者かもしれんな

と言われる。
確かに、たった一人でドルマゲス討伐へ向かうお嬢は勇者だ。棺桶の中でドルマゲスが討伐されるのを待っているヤンガス達もある意味勇者だ。ほんとすごい意味で変態集団である。ドルマゲスも真っ青だなこりゃ!

再びテスト戦へ

ち:80
す:114
み:55
か:171
こ:137
し:144
H:268
M:240

結果 惨敗

回復に限りがある為どうしても消耗戦で負けてします。
というかこの程度の変化で劇的に変わったら、今まで苦労していないか…。こうなってくると、いよいよ禁断の魔法に手を出したくなってしまう。だけどあの魔法で一掃していくのは何とも味気ない。まだ何か解決策があるはずだ。考えろ、お嬢!

お嬢は決して火力が甘いわけじゃない。それなりのダメージを蓄積できるのだから問題ない。そうなれば相手の攻撃を如何に耐えるかがポイントになるだろう。

もう一度ドルマゲスの攻撃手段を考えてみよう。

攻撃    物理攻撃
ガレキ   物理攻撃
ムチ    属性なし?
かまいたち バギ属性
しんくうは バギ属性

相手の攻撃は物理攻撃がメインになるのだから、守備力を上げるのが一番だ。守備力を上げるにはスクルトが一番確実だが、いてつく波動を定期的に打ってくるので相性はよくない。そうなると装備の強化となるのだが、現時点で取れる装備となると残りはドラゴンローブだけとなる。はっきり言って苦労に見合うほどの成果があるとは思えない。やはりマダンテに頼るしかないのか…?

しかしある程度戦闘を重ねるうちにある事に気づいた。ドルマゲスの攻撃はムチを除いて全て回避可能なのである。そういえばお嬢の格闘スキルに回避率がアップするものがあったな。思い浮かんだものの、確かめるにはかなりの労力となる。何せスキルポイントがまったく足りないので、かなり前からやり直さねばならない。しかも、それで効果がまったく期待できなければ精神的ショックが大きすぎる…。果たしてどっちを選ぶべきか…

悩んだ挙句、俺の目の前には少し前に経験したはずの船入手直後の光景が広がっていた。
無事アルゴングレートから巨大なハートを入手することに成功。チャゴスもようやく納得したらしく一安心だ。帰り道お嬢と苦手な生き物について話していたのだが、どうやらお嬢は目がたくさんあるものやヌメヌメベトベトな生き物が嫌いらしい。
何…おかしい…それはおかしいぞ。何故だ…何故

のろいを飛ばしてくるミイラ男が入っていないのだ!?

どうやらお嬢だけはトラウマになっていないようだ。さすがです、お嬢。体育会系の名に恥じぬたくましさでございます。
サザンピークに帰り、さっさと報告しに行こうとするとチャゴスが抜け出してしまう。くそ、どこまで世話を焼かせるんだ。チャゴスを探していると、商人から更に大きなハートを買い取っていた。さすがにこの行為にはお嬢も呆然。まったく、最後の最後で株をさげるとは馬鹿な男だ。

あ、チャゴスの株なんて最初から底辺か。ごめんごめん。

商人から買い取ったハートをみんなの前で堂々と披露するチャゴス。いろんな意味で度胸のある奴だ。
しかしそんなチャゴスに対して、王はかなりそっけない対応。不審に思い、王の元へ行くとどうやら先ほどのやり取りを目撃していた模様。アイタタタター。
チャゴスのことはどうでもよかったのだが、このままでは試練を受けに行かなかったような流れになってしまう。
お嬢の名誉のためにも、グレートから奪ったアルゴンハートを見せることに。それを見た王はがっかりしながらも、どこか不気味な笑いを浮かべていたようにも見えた。

王の許しも貰い、無事お目当ての鏡を手に入れることができた。しかし学者の話によると鏡からは魔力が抜けているといわれる。おいおい、こんなところにまでオチをつけなくてもいいじゃないか!
とりあえずこの学者の先輩に当たる人物なら、何か解決策を知っているかもしれないと教えられる。はぁ、今度はその先輩とやらを探さなきゃいけないのね。
お嬢も試練とチャゴスのお守りでクタクタなようなので、今日はゆっくり宿屋で羽を広げることにした。

翌朝、チャゴスから開放されたということもあり意気揚々と西の森へ向かうお嬢ご一行。キラパンも絶好調で何の問題もなく目的地まで到着する。お目当ての家を覗いて見たがそれらしき人はいない。中にいたモンスター達に居場所を聞き、ひとまずそこへ向かうことに。

泉へ行くとようやく老人を発見。まったく、長かったぜ。早速本題に入ろうとしたが、老人が馬姫に興味を示しだした。何でも老人は心の目で見ることができ、馬の姿である姫の正体に気づいたのである。恐ろしい特殊能力だ。
おっさんはおっさんで、馬になっても姫の気高さは変わらんのだなと見当違いな事を言い始める。まったくもって赤っ恥である。
老人に泉の水を飲むように勧められ、飲んでみると姫の体に異変が!おぉお、とうとう姫のナイスバディーが拝めるのかぁぁあ…


……あれ?

どこをどう見てもお嬢に負けず劣らずのバデーには見えないぞ

あぁ、そうか。きっとあれだ。エロイ人には見えないんだ。そうに違いない。残念だ残念だ。微妙に悪徳詐欺にあったような気分である。

無事人間に戻れて喜んだのも束の間、また元の馬姫に戻ってしまう。うーん、残念というかもうどうでもいいというか。複雑だ。
そんなことをしている間に老人は家に帰ってしまった。あれあれ、本題を忘れてるよみなさま。大急ぎで老人の家に戻り、事の経緯を話す。すると、海に生息する海竜の使う攻撃を鏡で受ければ力を取り戻すとの事。何だか危なっかしい作戦だが背に腹は変えられないので実行することに。

場所はこの前立ち寄った海辺の教会付近である。フラフラ航海しているとお目当ての海竜が登場。いつみてもでかいなーと思いながらもジゴフラッシュを無事受けることができた。ふーこれでオッケーと思いきや鏡に変化はない。あれあれ?ランダムなのか!?などと思っていたが、もしかして…。
再度海竜にあい、鏡を使って受けてみることに。おぉ、変化したじゃんか。使わなきゃいけないなんてあんまりだ。

ようやく遺跡へ入れる手段を揃えることができ、お嬢も殺る気マンマンである。今のお嬢からは明らかにおいろけよりも殺気のオーラがただよっているな。迫力ありすぎですよ、お嬢。お嬢の差し違えてでも、という気合に押されドルマゲス退治へ向かうのであった。

気になる雑魚戦攻略 サザンビーク領土〜闇の遺跡周辺

この辺りの敵であれば、今のレベルがあれば大抵は逃げれます。
おまけにそれほど強敵となるモンスターもいないので、ある程度適当に戦っていても勝てます。無理に戦う必要もないので、厄介な敵だけを攻略しましょう。

『アークバッファロー』
本来ならたいした敵ではないのですが、やけつく息だけには要注意。
使われる前に早めの駆除を。

『マージリンリン』
レベルアップされるときつくなってしまいますので、イオラで一掃しておきましょう。
HP自体はそう多くないので苦労はしないはず。

これから先の遺跡では嫌でも雑魚相手に策を練らなければいけないので、今のうちに余裕で狩れる楽しみを味わっておきましょうか。

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